『人を見て 笑い笑われ 嫌われた 馬鹿にする 人ゆえ人に 馬鹿にされ』
自分の事を考える事もなく知る事もなく、他の事を笑い、そして馬鹿にして悪口を言ったり軽んじたりしている自分がいた。その回数が多くなればなるほど今度は笑われる自分を生んでゆく。全てが自分中心に回っているが如くに感ちがいして生き、人を笑い軽んじて、馬鹿にしていたら、その自分が一番笑われ、嫌われる存在となっていた。馬鹿にして生きるから、また人に馬鹿にされ人徳を失ってゆく。人を笑って軽んじていればそんな自分が笑われ、嫌われていく、こんな当たり前の事を人は見失ってゆく。笑えば笑うまま、怒れば怒るまま鏡に映る、さればよき命を映しあいて行きたいものである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌