めざめの朝『流れゆく 雲も世界も 常になく』 流れる雲は、形をとどめる事なく常に移り変ってゆく、世界もまたそうである。心の中に悲しみの雲、恨みの雲、喜びの雲、憎しみの雲、苦しみの雲と色々あらわれても、みな流れる雲の如く常に無いと知るならば、その執着をすてられる。緒々の捕らわれを離れて心をとき放つ時、心は青空の如く明るく輝く。天空は清浄と輝いてまた一つになる。太陽の法嗣大日天光子合掌