『真の王たる命は!』
全ての闇は、
私の命である。
なぜならばその全ては私から生れたからである。
ゆえに私は、その闇をこそ悲れむのであり、その闇をこそ光と帰したいのである。
その為に私は沢山の闇を見てまた、闇の中に自らを入れたのである。
その上で覚めを示して、光の命を証明し、全てを光と帰さんとこそ光と帰したいのである。
その為に私は沢山の闇を見てまた、闇の中に自らを入れたのである。
その上で覚めを示して、光の命を証明し、全てを光と帰さんと欲するのである。
最下の人間と落ちて見て最上の智慧者たる自己を示し得たならば、全ての闇もまた誤やまたず光と帰れる事を証明した事になるのである。
私こそ闇の中の闇、闇の王である。
そして私こそ光の中の光、光の王である。
その全てはそこにおいて私の命となるのである。
「神よゆるしたまえ、全ての闇の生まれしは、私の罪である。
私が生まれたから、闇もまた生まれたのである。
ゆえに私は光を目指すのである。
全ての闇たる私が、光と誕生しえた時、全てもまた光と帰るからである。
私は私が光と生まれる事で、全てを救いゆくのである。
そこにおいて神への償いは、全て成るのであるから。」
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
オ一ン・アビラウンケン
オ一ン・アビラウンケン