『真実の信仰! 3』
例えば獄中の独座にありても、そこで真理の教え、正しい教えを、その魂、内性の心で正しく受けとって、自らを浄め、自らを磨き、自らを作りゆくならば、その者のすぐそばに、神も仏も存在するのです。
神仏はその汝のすぐそばにいて、かた時も離れず、その汝を見守り、導きの手と光をあたえてくれるのです。
正しい信仰とはゆえに場所でするものでも、決められた形式でするものでもなく、その自ら心でするものなのです。
その心こそが唯一、神仏と通じゆく扉を開くところなのであるから。
「真実道と開きそこにおいて大いなる真理とであいた者は、この肝心の教えを説いているのです。」
空海金剛は、
自らの心、
命の庫こそ開くを大切にせよ、と教え、
天台最澄は、
まず真理の道と出会い開くのに六年の時を修行し、その後に三年学べと教え、
禅の達磨大師は真理の道を自らの命に開く為にただ禅と座して坐せと教え、
イエス・キリストは神と神の国は汝の内にあり、汝の周りにあると教え、
釈迦仏は、菩提樹の下に坐し真理真実の道を開き見るまでその坐を立たぬと決心して、瞑想座禅と入り、命の内なる真実道を開き見て悟りを得た事を教え、そこにおいて、この真実を人々に説き話しても、誰にも理解できないであろうと教えているのである。
私はこの真実をずっと説き教えているのであり、一人一人の命の内にこそ、神、仏の真理への道があり、それを実と開けば、真の悟りの世界が理解できると教えてきたのです。
私自身が自らの命の内に開き悟りた事を示す為に、無知無学、大愚大迷の私が沢山の智慧の教えを説き示してその事実真実を証明しているのです。
真理への道は建物、それが神殿であれ神社、寺社であれ、そこにあるのではなく、一人一人の命の内にこそあると教えているのです。
その一人一人がそれに気づき覚めた時こそ、世界もまた大きく進化するのです!
真の平和も幸せも、そこにこそ真実となって生まれるのです。
人々よ、
この真実にこそ早く気づく事です!
「教団に入り、集まりても、真実は得られません!
自らの命に得ずして真の道は理解できません!
神も仏もあなた達の命の内にこそおられるのですから。」
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
全ての人々よ、
命と道の真実こそ早く早く覚めよ!