『あらしめる命!』
色体の生命はみな無常に生滅変化するけれども、それをそれとあらしめる命はこれ永遠なり。
色体の生命はみな仮有にして無常と生滅変化するけれども、それをそれと生みなし、あらしめる命はこれ永遠なり。
花は枯れても、その花を花として形作り、あらしめる命、あらわしめる命はこれ永遠なり。
即ち、それそのものは無常なれど、それをそれと生みなし、それとなさしめている命はこれ永遠なり。
色体の本体にある識、この命の見えぬものには真の命は見えぬと知る事なり。
それをそれと
なさしめるに
創造・形成・
維持・保存・
破壊・再生というこれらの識の無くして、なにゆえそれがそれとなると言うなり。
進化変化とて自然対応の識なくして、変化形成の識、創造の識の無くして、なにゆえそれと成せるなり。
物としての色体が本体ではなくして、それをそれとなさしめている識体の生命こそ、大いなる命の秘密と知る事なり。
ゆえに花は枯れても、花を花としてあらしめる命、咲かせる命!
その命はこれ永遠なると知る事なり。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌