『生まれゆく命!』
私は全てに対する存在であり、全ては私に対する存在である。
私は全ての為に存在し、全ては私の為に存在する。
全てを太陽真理へと導き至らしめる事こそ一切神仏全ての目的である。
されば天地一切の神々よ、十方の全ての諸仏、諸菩薩よ!
私達全ての目的とする事に向かって、全てを太陽の王法にいざない、導く為に出発しようではないか!
全ての命の目標もただそれなのであるから。
「胎蔵界の大日如来が、金剛界の大日如来と生まれて太陽の神となるのである。」
仏陀はゆえに悉く皆、神となって大いなる命にかえるのである。
内なる世界の大日如来が外なる世界の大日如来と生まれる!
それが天と輝く太陽自身と生まれる事である。
世界の中心に輝く太陽と生まれる!
金剛界の大日如来、太陽神たる神の誕生である。
内なる大日如来を童子の如く示し、荘厳された金剛界の大日如来をその完成された命とあらわす!
大いなる神一如の神の誕生である。
宇宙の中心に輝く太陽と生まれる!
これこそが大いなる命の道の至るところである。
ゆえに全ての
諸仏、
諸菩薩、
神々、
天使、
聖霊は全てをそこと至らしめる事のみを真の大目的として存在しているのである。
太陽の
皇子、
王子は内に鍛えられて命を育て、やがて太陽と生まれて全てを一つの道に向けて輝かしめてゆくのである。
新たなる太陽王の誕生である。
この王の生まれる事によって世界は統一への道を歩み、新たなる歴史をきざむのである。
それが人生の最大最上の道である。
太陽である大日如来は全ての衆生に命の最たる道を示しているのである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌