『禅、我が一言一句! 1』
No.1
禅と坐するに。
坐するに、坐褥は須らく敷くべし!
打坐安楽なして坐処は是れ清浄となし、
香、華これを献じて澄心の処とすべし。
観ずるに一冥と和し、自他を離れて一となするは禅坐の心これなり。
一字鼻梁と乗せて万法万界と観ずるは、一冥の禅これなり!
定慧すなわちそこに一とは作すなり。
禅にニ無く、禅の妙はただこれ一なり!
一と至り、一より観じて万法無量と開くが分別の智智これなり。
一はすなわち無分別一義の処是れなり。
呼吸に悪気吐き出すは悪念、悪心ともに吐き出すが肝心これなり。
これと出さずして、悪気これを吐き出す事とならぬなり。
悪気吐き出したれば正気、
元気、
これを吸い込みて清浄とめぐらし、
これを清めて満たするが呼吸の体これなり。
色心の病みと正して調息、調心となすにまた調身おのずから正とこれかえるなり!
これ禅と坐す呼吸の心なり。
No.2
如来の息相は一身八万四千の毛孔より出でるなり!
それ光明と変じて一身を荘厳するは、
八万四千の経一身と化するが如き相なり。
その光遍ねく照して一切を一と包むが、如来の一息心と言うなり。
如来の阿吽の息相は万界無尽と尽くすなり。
阿は呼にして吽はこれ吸なり!
されば一息心となしてその身相より八万四千の光明を示すはなんの不思議もあらずなり。
衆生一身、八万四千の毛孔より、阿吽の呼吸となしゆくは、息相極地、最の呼吸と申すなり。
しかるに色心これを整えて阿毘羅吽欠と申するはそのまま、調身・調息・調心、一味の体と示すなり。
これと修しおさめて全ては、色心元気を生めと教えるなり。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌