一言を説く! 16 | 太陽王法の会

『戒!』  


戒は慎みであり
戒めでもあり
自己の命道守護
の門である。

戒はまた
甚深にして一命
具足の教諦にし
て大悲法妙、
守護の門これで
ある。

ゆえに
これを漢訳にて
「教え」
「そなわる」と
示して
一命の具足戒と
も教えるのであ
る。

その内となる
声なき声、
一身一命、
心と聞くに
命の教え、
命と知ると教え
るなり。  

自己に自己の
戒めを聞くは
一命具足の戒
これである。

命は常に教え
常に戒め
常と守るを知る
事なり。

されば、
如実知自心こそ
大切なして
自らに自らを聞
きて生きよと教
えるのである。  

一身
「心」清浄戒は
一命の真なり。

これ
衆生本来一命と
具足するもなる
に、これと覚め
れば真とかえる
なり。

一切法清浄の命
と覚めるのが
即命の戒と、
これを示すなり。


一切法清浄戒は
一命の真実にし
て万道の妙なり。


ここと覚むるは
ゆえに正道の生
と言い迷苦滅尽
の道と言うなり。

太陽の法嗣

大日天光子

合掌