ナタリー・ポートマンが第83回アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝いた話題作。
監督は、『レスラー』でミッキー・ロークを見事に復活させた鬼才ダーレン・アロノフスキー。
この映画、テレビの予告ではホラー映画みたいで観るのをためらっていましたが、
ジムのインストラクターのお薦めで(素晴らしい筋肉美がみられるという)観に行ってきました。
子供時代にバレエを習っていたナタリーは、10ヶ月の猛特訓の末、本格的な舞踏シーンに挑戦。
プリマに成り切るために9キロの減量。
本物のバレリーナのような素晴らしい肉体、筋肉美でした。
過酷なトレーニングで鬼気迫る演技、激しい内面の葛藤、
孤独な闘いを続けるバレリーナそのものでした。
作品の紹介では
・・・ヘタなホラー映画よりもよほど背筋にゾクっとくる、衝撃のサイコスリラーだ・・・
と書かれていました。
何も内容を知らないまま観たほうがいいと思います。
最後まで、力が抜けない、そんな映画、
私はでした。