sukekiyo 『IMMORTALIS』全曲解説生放送 | 過去

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発売日の翌日くらいにメールが届き
そこにIDとパスワードが記載
開催されたのは昨日の20時~21時(予定)でした
しかしながら、直前になるまで放送を聴く特設ページの案内もなくて
Twitterでは19:45頃に発表と告知されたものの、中々見つからず
ようやく見つけたと思ったら、今度は配信URLを直接入力しなくてはならなかったので
かなり大変でした
そもそも、特設ページの用意と配信URLの発表くらい前もってやっておけばいいものの
何故こんな直前にやるのか全くもって理解出来ません
あんまり軽く考えないで欲しいですよね、かなり高い買い物の特典なので
でまぁ、結局iTunesで聴いてメモもしたので出来る限り掲載します

『IMMORTALIS』発売記念インターネット特別ラジオ番組
「sukekiyoメンバーによる1st album『IMMORTALIS』全曲解説」
というこで、メンバー全員参加ですが
映像ではなく音声のみのラジオという形式でした
進行役は匠さんです

"elisabeth addict エリザベス アディクト”

京さん
「アルバムのラストにしたかった、メインの曲
色んな要素も入りつつ、sukekiyoを代表する曲の中でも
sukekiyoの世界観が解りやすい」
匠さん
「5年前に原曲を作ったが、アレンジに苦しんだ
京さんに家に来て貰って作りました
sukekiyo原型の一つ」


"destrudo デストルド”

匠さん
「これも5年前くらいにelisabeth addictと一緒に作った中の1曲で、時間軸でいうとこれが先
京さんからのキーワードを貰って作りました
アルバムに収録すると決まったのはかなり後だったので
古いMacにデータが入っていて取り出してない!ヤバイ!
Macを立ち上げるも電源が死んでて点かず
Amazonで電源を買い直してデータを復旧
レコーディングも一番最後
ちなみに、京オンラインストア限定盤についてるDISC3のBlu-rayのライブでは
ピアノ無しの違うバージョンで、プロトタイプとなっている」

"latour ラトゥール”

UTA作曲
UTAさん
「これは自分の得意であるアルペジオと匠さんのギター
ズンズンくるベース、ドラムも未架がすぐに考えてくれてうまいこと融合した
YUCHIががらっと変えて、元々はもっと速い曲だった」
京さん
「YUCHIの音が入って世界観が広がったよね」
匠さん
「音が均等に出てる、時間軸的には意外と最後の方
“自分らしくいけ”と京さんからのアドバイスがあり
確信を持って3曲目に」

“nine melted fiction ナイン メルティッド フィクション”

UTA作曲
UTAさん
「自分の中ではA、Bサビ無しという感覚で
繰り返して、京さんの歌、メロディーで変わっていくというイメージ
自分が若ければこんな曲は作っていなかっただろうなと
匠さん
「アルバムに選抜されたのが早い、最初のレコーディングでも入っていた
これは早かったけど京さん?」
京さん
「これはあんま変わってない、各々が好きなように
歌も好きなように歌って」

“zephyr ゼファー”

メンバー5人が決まってから書いた曲はこれだけ
匠作曲
匠さん
「皆が揃ってなんか舞い降りて作れた
この5人で出来そうな事、これはやっぱりなんか・・・
京さんの歌が乗ってこのメロディー最強だぞって」
京さん
「よく雑誌で言っているように、最初出来上がった曲そのままでも歌いやすかったかなと
新鮮で正統派の曲」
匠さん
「ギターはリアンプという方法
UTAさんとクリーンをもうちょっと歪まそうとか
こんな事をやってたら寿命縮まるなぁと死にそうになりながら作った」
YUCHI
「匠さんっぽい曲、性格出てる」
匠さん
「いやいやベースもビブラート効かしてるしやりおる
和音の積みは細かい」

“hidden one ヒドゥン ワン”

これはYUCHI作曲
構成を最後までYUCHI、最初はワンコーラスくらい
さっと、難航せず作れた
~ここでファンの質問~

「曲の途中はモーツァルトのト短調ですか?(曲の2:30~から)」
匠さん
「モーツァルト先生です、交響曲第25番 ト短調 K.183
40番でも合う
聴いてるうちにカチカチしてきた」
メンバー
「ちょっと違う意味に(笑)」
UTAさん
「UKの匂いがするから好き
音が縦に抜ける感じ、後半は開放感があるようなイメージ」
匠さん
「これは歌を何回か録り直した、ですよね?京さん」
京さん
「そうやったっけ?全然覚えてない
最初からメロディーは半分くらい決まってた
歌詞は変えたかな、タイトルとか」

“aftermath アフターマス”

YUCHI作曲
といっても、これまでも全て原曲という言い方
YUCHIさん
「3年前の古い原曲で、3曲くらい似たようなのがあった
BGMっぼいのだった」
匠さん
「アレンジ第一弾のUTAさんのアルペジオ
雰囲気をガラッと変えて、キーも違う感じで思いっきりアルペジオを入れた
その雰囲気とこれは最初に発表出来る曲になったので
一番浮遊感もあるし、アコギを試した
隙間の美学がある」
未架さん
「ドラムもシンプルで、スネアが一定で鳴ってない
パターンが違うので面白い
最初フィルターがかかったような洋風なイメージ
シークエンスが結構入ってる」
京さん
「浮遊感が一番出てて
これが一発目なら次に何が出てくるかわからんから面白いかなぁと」

“烏有の空 うゆうのそら”

匠原曲
匠さん
「夜中にいきなり思いついた
京さんに聞いたら、これやろうと
ボーカルトラックのミックスは京さん自らやってます
普段は歪とかリバーブが最初から入ってる状態で歌っているけど
京さんが自分でかけながらやっていて
それがすげぇ、出来てるじゃないすか京さんと
なので、ボーカルトラックはいじらないでいってくれとお願いした」
京さん
「今知ったわ」
匠さん
「ライブでは長い、やりたい放題の終わりなき曲」

“the daemon's cutlery ザ デーモンズ カトラリー”

YUCHI原曲
YUCHIさん
「勢いで作った曲だと思いますが、スピード感を重視して作った
しかし、そのわりには色んな音が入っていてギター入れにくいかなぁと」
UTAさん
「低音はベースに任せて弾かずに」
ドラムとベースが入ったのが京さんに届き

ギターの前に京さんがすぐ歌入れ
最初からリズム隊が押し寄せる曲

“scars like velvet スカーズ ライク ベルベット”

UTA原曲
UTAさん

「去年の6月くらいに第一弾
なので、あんま覚えてないです(笑)
これもみんな忠実に、ドラム一発録りで2、3テイクで決めた
いつも早いけど」
皆緊張して待ってたら、京さん入ってきて「もう終わった?」って
匠さん
「スピード重視で、入って来やすい曲
ただ、UTAとアレンジを考えてたのでねじ曲がってはいる
UTAさんの悲鳴のようなギター、ネックで鳴らしてる」
UTAさん
「あれ何弾きって言うんですかね」

“mama ママ”
匠さん
「前に京さんの詩集に入っている曲
その時にもドラムで未架が入ってたり」
未架さん
「個人的には懐かしくもあり、当時の緊張感を思い出す
アレンジしていく中で壊していき、歌の流れはオリジナルと変わってないが
UTAさんがぶっ壊した」
UTAさん
「初めはニュアンスが違った
元々の曲も聞かせて貰った時にキャッチーなコード進行が見えて
暗いものよりもキャッチーな方が映えるんじゃないのかなと
ただ、歌のデータが古くて・・・」
京さん
「こんな歌やったっけなぁ、えらい難しいなぁと思ってたらプリプロのだった
ちゃんとしたの歌うと今の俺らに合ってるかな―って、そこから
テンポを1上げたり2下げたり」
匠さん
「元のジャズっぽい雰囲気もとピアノを入れたり
データは担当ディレクターが確認してなかったということでね・・・」

“vandal バンダル”

UTA原曲
UTAさん
「変態ですかね、テーマは
自分ではよくわかんない
コード感とか、何のコードかわかんないんで探して下さいって(笑)」
匠さん
「感覚で、囚われない
途中で結構変わるのは思い浮かんだ
一定のリズムだったんで、ぶっ壊してやろうと
それにいいっすねーとUTAさんが更に」
アルバムの佳境
YUCHIさんが「もうちょっとカッコイイ感じで」と
言ったとか言わないとかで揉めていたかな(笑)

“hemimetabolism ヘミメタボリズム”

京さんと匠さんが原曲
匠さん
「5年前に実験の一つとして作った
それをメンバーが集まった時に、好きなのに手をつけて下さいと渡してたのですが
UTAさんが曲作ったんで送りますと送られて来たのが
まさかこれやってないだろうと思っていたものだった
UTAさんの世界観爆発
元のやつはドラムとかも京さんの声で作っていたし、今弾いたそれ!とか
UTAさんが突破口を開いて」
YUCHIさん
「もっと乾いた感じだった、ドローっとした
どこの国だかわかんないような空気はありますけどね」
歪んだやつと綺麗なやつが混ざった、そんな曲

“鵠 くぐい”

UTAさん原曲
UTAさん
「形になってたんですけど、京さんが歌そのままでバラードみたいにバック変えてみたら?って
匠さんが思いっきり変えてみた曲
匠さん
「変わった感じでやりたいなと思いつつ、少し明るい原曲を残し再構築してみた
佳境だった」
UTAさん
「匠さんらしさ全開だと思われる」
匠さん
「和音の感じを組み替え、美しい感じに
UTAさんのギターの色んな音が入ってて、さざ波のような」
京さん
「とあるアニメのオープニングみたいなの入れてって
曲の印象が上手い具合に浮いてきて、フレーズも嵌って
バラードなのにどこがサビかわかんないのが気に入ってる
盛り上がっていって、あえてサビを歌わない
普通は盛り上がってサビなのに
でも、よく仕上がってるなぁと」

“斑人間 まだらにんげん”

匠さん
「一からモチーフを作った、京さんと
いつも口でフレーズが多いのに、今回は口ライトシンバルから始まった
譜面見て違うなぁと、この譜見ていいなぁ」
京さん
「口ギターは簡単なん想像してると思うけど、じゃーんとかじゃなくて
ちゃんと言ってる」
匠さん
「細かいですね、具体的な指定まで
京さんを背中に感じて、ここギターソロ入れてー、はい次。って感じ」
仮ベースも匠さん
京さん
「雨降らなかった
じゃない、雪降らなかったが仮タイトル
雪の予報やのに雪降らへんやんけから」
メンバーor匠さん
「ギターのノイズとか、一番要素は多いかも
色んな音が入ってる、実態不明な感じ
ミックス大変だっただろうなぁと・・・演奏も一番大変」

“in all weathers イン オール ウェザーズ”

京さんと匠さんが原曲
匠さん
「実験的に、2日くらい
全然違うバージョンもあった
プリプロは長かったような・・・
コード進行も一回出来た段階で
メインパターンの四つ目のパートを変えてみようと京さんからの指摘があり
ピアノも最初は無かった」
京さん
「なんかそんなでも俺は時間かけてないような印象
A、Bサビとかなく、凄く歪で綺麗な感じになったかなと」
途中から速くなったりしたバージョンもあった
これも特典のBlu-rayのライブではピアノはマップリングだけ
ギター、アルペジオ匠のレアなテストバージョン

~曲紹介終わり、事前に募集していたファンからの質問など~

皆さんにとってどんなアルバムになってるかというのも気になるので紹介

Q.
「弓で弾くような、UTAさんの楽器や名前、演奏について教えて貰いたいです」
A.
UTAさん
「鍵盤楽器と弦楽器の間にあります
ヤマハから出ている“ヴィオリラ”という楽器
ギター以外に何かないかなぁ・・・と探していて
実際にお店に行って、試しに弾いて聴いてみたら気に入った
バイオリンとも違うし、凄くマッチしたなと
斑人間とかelisabethとか
ラインアウトから出力出来る
チェロも弾いてみたかったけど、ライブじゃ無理だろ!と」

Q.
「2枚組にしても良いくらい曲数があったみたいですが、次のリリースはありますか?
それと参列出来なかった方へのライブDVD(※寡黙の儀)など」
A.
京さん

「リリースは次のに合ってたら入れます
違うなと感じたら入れないかな
公演に参加出来なかった人はすいませんと」

Q.

「次のアルバムに使ってみたい楽器などはありますか?」
A.
京さん

「なんか楽器やりたいなぁとは思うけど、練習する時間がないので
面白い楽器を見つけるところからですよね
石と石をぶつけてゴーンとかならいいんですけど・・・
鉄パイプ並べて叩くとか、時間があったら考えます」

Q.
「リミックスで予想外だったのは?」
A.
匠さん

「HISASHIさんのhidden
モーツァルトをフューチャーしてたので面白かった」
YUCHIさん
「人時さんのdaemon's cutlery
ベーシスとなんで、あんまりフューチャーしてこないかなと思ったけどがっつり
それと、後輩なんで嬉しかった」
UTAさん
「やっぱり言っとかないと、TKさんはぶっ飛びました
一発でTKさんですねって思わせるパワーが凄い
今後、自分も話してみたいですね」
京さん
「全員やって貰いたかった方ばかりなので
皆さんありがとうございますってことしかないんですけど
唯一コラボしてるキリト君とか
好きな感じで、声とか半分くらい抜いて貰っても良かったのに
もうちょっと歌って貰っても良かったのかなぁと
お互い初めて会って、初めてしたから遠慮してたのかなと
また違う形でもやれたら面白い事が出来たかなぁと思います」

Q.
「寡黙の儀、喪服で集まっている参列者を見て」
A.
「小物までしっかりな人もいれば、皆さん思い思いの服装で参列してましたね
並んでいる姿は異様な光景でした」

最後に“IMMORTALIS”とは自分にとってどんな作品か
YUCHIさん
「単純にカッコイイのが出来たなぁと
国境とか時代を越えて聴けるのが出来たなと思います」
未架さん
「制作において、自分の引き出しとか苦労はあったけど、楽しめた
皆さんも楽しめたら」
UTAさん
「メンバーとして最後に入ったけど、期間として短い時間で出来たと思うので
皆の音楽の本質もわかってきたし
やり取りが続きのアルバムではもっとやれると思うので・・・って
いや、これは次のだね
ちょっと修正出来ますか(笑)」
>メンバー「出来ないです、生放送なんで(笑)」
「皆の色が均等に合わせて出ている作品だと思うので
どっぷり浸かって、自然に聞き流せるようになって貰いたいですね」
匠さん
「京さんと5年前くらいから、最初は本当に暗中模索って感じだった
もちろん、京さんにはその時から青写真が見えてたとは思うんですけど
実験に実験を繰り返し、発売されるかも分からなかったけれど
この様にリリース出来て幸せ
自分の色も出せて、sukekiyoでしか出せない永遠に色褪せない不死のものになってる
僕としては正座して聴くタイプなんで、どうぞ聴いて下さい
その人なりに色々な方法で聴いて、その人なりの解釈でその世界に浸かって欲しい
永遠に残る作品
200、300年と残る作品です」
京さん
「皆が言ってくれたので特に言うことないです、おやすみなさい」

以上です
結構長かったですね
まぁ、発言者に関しては間違ってる場合もあるかと思いますがお許しを・・・