「少しはあるさ」今村敦。引き籠りのイベントに弾き語りでオファーされてそのイベントの為に創った曲です。自分の壁を思い切って壊してみれば案外、良いことがあるかもよ、という実体験とNIKKI SIXXの「HEROIN DIARIES」を読んで出来た曲と歌詞です。


「少しはあるさ」作詞作曲編曲:今村敦
病んだ心に降る雨に立ち止まってはまた歩き出す
出るはずのない答え探して、うだつ上がらぬ日々が続く
疑問だけを抱え過ごした、無駄な悩みを抱え続けた
時の流れに振り回され、流されゆく、取り残されて
辿り着く宛てなど判らぬままに、そんな過去を繰り返していた
求めるものは容易くないが得るべき時に得られるさ
答えの方から近づくこともある

信じる者も愛する者も少しはある、わずかだがある
譲れないモノ、渡せないモノ、守りたいもの幾らかはある
すべてすべてを手にすることは言うまでもなく不可能だけれど
逆にすべてを失うことも自分を投げなきゃ大丈夫さ
自分だけしか感じてない喪失感に多くの時間を奪われていた

笑顔になるか、泣き顔になるか、今の自分には判らないが
長く閉ざしてた扉を開けてみる、そして扉の先へ歩き出す
何が起こるか、判らないが、得るもの少しはあるかもしれないさ
得るもの少しはあるかもしれないさ、得るもの少しはあるだろう