比較してしまうのはちょっと失礼かも知れないけれど、僕は曲創りとレコーディングの時は本当に集中して神経が半端じゃなく情緒不安定になる。もしかして「マタニティーブルー」ってこういう感じなのかなって思った。録音して聴いた結果、良い場合と悪い場合で大きく精神状態が違うように妊婦さんも生まれてくる子供は健康な子だろうか?とか色々と思い込むことはあると思う。曲は僕にとってはまぁ多少大げさだが「自分の子供」みたいなもんだし、ましてや本当の子供となると「無事生まれたからOK!」では済まない。その子が今後どういう風に育つのか?とか色々と心配事は絶えないだろう。

 

その点、曲は自分で「イキ」の曲であればそれ以上はもうその曲に関しては一切の不安はなくなるから遥かに気楽だけど。ただ、昨日の新曲はもう頭の中で「コレ、かなりの名曲だから絶対にきちんと録音しなきゃ」というプレッシャーを自分で自分にかけていた。実際、レコーディング作業は難を極めた、よくSDカードや機材が壊れなかったなぁ、と思うぐらいに酷使した。曲と歌詞自体はいつも通りすぐに出来るのだがその後の実際の楽器演奏やトラックダウンやらに物凄い神経を使う。昨日、その曲が出来た時には瞬時に「この曲が次の音源になる最後の1ピースだ」とも思った。

 

それと今年に入ってからも相変わらず「簡単な循環コード」だけで新曲がボンボン生まれたので「まだ現役なのかい」と他人事のように自分の音楽活動のことをそう思ってしまった。これがどうしもうなく酷い曲だったら「もう終わりだね~♪」と思えるのだがここ数年の中でも一番良い曲になったので「現役感」を感じた。今回はここ数年でも一番良い曲、と自負しているのでそれこそ「単に好きだけでは済まない」というヤツを実感。それを考えるとメジャーで長年オリジナルアルバムをコンスタントに出しているバンドやアーティスト達は凄いよなぁと思う。

それにしてもしつこいようだが今回の音源はあまりにも「いなたい」。アルバムタイトルは先日、主治医の先生が僕にアドバイスをした「シンクロニシティー」というあまりにも「そのままじゃないかー!」というタイトル。