むかーしの話。たぶん僕が大学入学前の頃にテレビを付けたらゴッホの生涯の映画を放映していて、当時の僕はテレビはミュージックビデオしか見なかったのだがこの時は例外で惹き付けられるようにゴッホの映画を見た。その時はまだ鬱病になんかかかってなかったのだが最期に拳銃自殺するゴッホを見て「他人とは思えない」と直感で思った。事実その通りの言動をその後数年、何度も繰り返したわけで。生前に1枚しか絵が売れなかった、という失望感は売れてない僕にもよーく判る。さらにだめ押し的なのはゴッホの「その人の本当の仕事は30歳から始まる」という言葉。僕が今みたいに時々福祉関係で歌うようなタイプのメロウな曲が初めて出来たのがズバリその年30歳だった。最初に出来たバラードは今では没にしている「時間」という曲だった。僕はゴッホより全然及ばない才能だけど、その分現実的ではある、と思う。ゴッホが発起人になって芸術家達の村を作ろうなんて楽観的な考えは出来るはずがないと思っている。お互い生きている間は売れなかった、という共通項はあるけど。あとゴッホが生涯求めていたのは愛し合える恋人、というのも