飯も喰わず、寝る間も惜しんでいた滅茶苦茶に忙しかったフルアルバムのレコーディングや諸作業が終わったのでしばし休息の日々。先ほど図書館で「シスターズ・オブ・マーシー」のアルバムを2枚借りた。実にシスター~を聴くのは20年ぶりになる。今では考えられないが当時の僕はガリガリで髪の毛も多く、よくシスター~のアンドリューエルドリッチに似ている、と言われていた。そういう事抜きにシスター~の音楽が好きだったのだが…。ここ10年、自分に嘘は付いてはいなかったが創る音楽がヒューマンでアコースティックなモノが多く、シスター~のような暗黒打ち込み系の音楽は聴いてなかった。んでまた暗黒打ち込み系バンドサウンドな音楽を作るようになり聴き始めたわけです。あとアタリ・ティーンエイジ・ライオットも借りた。FOETUSやKILLING JOKE、NIN、MINISTRYほどではないが当方好みの音楽だった。悪い癖なのか良い癖なのか、聴いている内にまた新しい曲のアイディアが浮かんできた。でも今の自分はレコーディングをやり始めると身体にガタが来るのでICレコーダーにラフな録音だけしておいた。我ながら、ようもこう変われるなぁ…というぐらいにここ10年のアコギ1本のバラード系統の曲とは極端に違う。あと今回は今までとは比にならないぐらい自分の暗黒打ち込みパンクの新作「SECRET SCANDAL」を聴いている。正直、今までは自分の作品を聴く時は「さぁ今から自分の作品を聴くぞぉ」と自分に言い聞かせてから聴いていたのだが今回の「SECRET SCANDAL」はそういう風に言い聴かすことなく普通に聴いている。まぁ今回は今まで以上に妥協をしなかったからなぁ。滅茶苦茶苦労して創ったので今回の作品はあんまり軽く扱いたくない、という思いがある。一度、お世話になっている方々にアルバムを送ったのだが、アレからまた半数近くの曲を入れ替えた。桁違いにクオリティーが高くなった。あと大きいのは今まで私生活の怒りや悲しみや恋とかそういうことなど、所謂ルサンチマンから出来た曲が圧倒的に少ない。感情表現より単純に曲のクオリティーの高さを求めて創った。もういい加減にそういう感情から曲を生み出すことからは卒業したい、という思いは以前からあったが、今回はそれが「初めて」上手く作用した、気がする。とにかく曜日に関係なくまた時間帯も関係なく、過去の様々なしがらみも関係なく無我夢中で「良い曲」になるようにレコーディングしたわけです。