今朝方は低気圧のせいで体調を酷く壊した。僕は鬱病の症状の中でも典型的な拒食の症状があって基本的に病気に罹ってからは朝昼の飯は食えない身体になっていて、実に付き合いづらいヤツになっている。いつも夜寝る前だけに食べている。だけど夜寝る前だからいくら1日1食とはいえメタボではないにせよ、基本体重ぐらいはあるので その生活リズムは意外に思われてしまう。そんな中、いつもの慣習を破って健康的(?)に朝食を摂ったら、心臓の動悸が異常に早くなって体感温度が滅茶苦茶に高くなってしまった。実際体温計で測ったら「35.6度」でむしろ低い熱のはずが自分じゃ38度以上はイっているとしか考えられなかった。空腹期になりようやく「いつも」の「うつ病当事者」の具合にまで持ち直した(?)けど、昨日「遅い目覚め」を録音したまんまの機材のセッティングが部屋にしてあったのでまた違う曲をレコーディングした。レコーディングした曲自体は数年前の出来事をそのまま歌にした曲で「YOU & ME」という曲の「パートⅡ」バージョン、LOVESONGの2バージョと言えば「その後」、二人は幸せに落ち着くか、悲しく別れるかが主題となるわけで。当然当方の場合は、早い話が別れた結果になった時のことを曲にしたヤツを今更レコーディングした。まぁお互いの距離は離れても曲は作者からは離れない。どこぞの有名外タレ言っていたけど「1度曲にしたものは永遠に消せない」っていうことでしょうか。でも別れのきっかけいつでも自分がまいた種で、それは自分の根底にある、暗くて捻くれていて悲観的で不信心な部分。メンタルな病気になる前からその手の兆候はあったとは思う。という割には今日HDDで(2年前にICレコーダーで酷い演奏と歌で録音してあった)レコーディングした「YOU & MEⅡ」の歌詞はまんまリアルでとてもじゃないけれど本人には聴かせられない。まぁ間違いなく本人が耳にすることはないだろからソレはイイとして、レコーディングの時のリズムのパターンを具体的にどうしたものか?と思慮したけれど結局は歌詞同様ベタベタコテコテなリズムでレコーディングした。例によってギターと歌だけ。ギターは2テイクで録音し終えたが、Voの方がカツゼツの問題で(処方箋の副作用で呂律が回らないことがある)4テイクぐらい録音してを各バージョンをマスターにしてザッと聴いてみて一番まともなテイクをイキに。前にも書いたけど当方の曲は基本的に暗い。そんな中でここ数年作る曲はその暗さから持ち上がっていこうとするパターンが多い。ただ基本的にあからさまなにフィクションが書けないキャラなのでどうしてもLOVESONGは…省略。こと、この3連休は自分には地獄の日々で、細かいことは書けないけれど、毎年苦しんで処方箋を定量よりはるかに多く飲んで苦しみの感覚を鈍くしてやりすごしている。当方は毎年のように主治医が変わるのだが毎年この時期にはその都度のその時の主治医から叱咤されている「。激励」はない。「叱咤」だけである。だけどそれは明らかに当方に落ち度があって、当方が主治医に心を開いて一体何が当方に起こったか?を話せば激励もしてくれるかもしれない。そんなワケで1つ言わせてもらうと何らかの分野で頂点に立つ人間が孤独ならば、何らかの分野(当方の場合は鬱病で)どん底に長年いる人間はもっともっと孤独なのです。先述の有名外タレが言っていたけど「死ぬことはことの怖さよりも生きることに自信がなかった」というセリフは僕も未だに共感する。ただ当方がここ数年曲を書くのが恒常化していることでそれがセラピスト的な役割を大きく果たしている点に関しては素直に感謝しています。それがたとえ誰の耳にも届かない曲でも吐き出せちゃえばラクになる部分はあることがわかった。当方が若かりし頃「世に出てやるっ」「判らせてやるっ」と野心溢れてた頃には到底持ち得なかった感覚、感情です。感謝の気持ちはあって当たり前なのだということ。それが長年理解出来ず、判らなかったから当方は人生の大半を棒に振ってしまった。未だに当方が40歳、ほぼ40歳になってもてんで世に出ない曲を書き続ける理由の1番は感謝の気持ちと最低限の理性をナンとか持ち合わせる正常でいるための手段、単純ですがそういうことです。実際のプロセスとしては感じたくない感覚を感じなければ曲が出来ないっていう部分はやはりキツイ部分があって、そういう点では当方は職業作曲家なんかにはなれないでしょう。数年前に所属していた事務所の要求でラップやそこの所属某タレントの楽曲提供依頼なんかもあったわけだし、今でも曲のテーマやイメージなんかを提示されればやってやれないことはないだろうけれど。今まで何人もの人達のイベントやその人自身が歌うために曲を書いてきたり、提供したりしてきたのですが、それもそれなりの義理人情あってこそ、の行動。色欲、金欲の絡んだ話は1つもない。なので今日HDDでレコーディングした「YOU & MEⅡ」も歌っている内容の結果は悲惨なものだったけれどそれ以上に感謝の気持ちがあってこそ、出来た曲です。でもまぁ今日、音源にはしたけれどLIVEではやらんでも良いかな…。OK MUSICのサイトの方にはもう未だ「NEW!」扱いでランキングが付いていない曲ばかりをUPしているので今日はまだUPしません。4コード循環の簡素な曲です。あ、でも自分の音楽活動を「LIVE]主体ではなく「WEB」主体にしたからやっぱりUPはした方が理に叶っていますね。やっぱりUPします。ノンフィクションなのでお聴きになる方々の好みはどうあれ、当方個人としては無理は全然してないですね。因みに「YOU & ME」というタイトルはアリスクーパー様のヒット曲「YOU&ME」から引用しました。その曲の入っているアルバムは「ALICE COOPER GOES TO HELL」、アリスクーパー地獄へ、です。その後の低迷期、アル中時期を考えると全然笑えない…。でも1988年の完全復活作のタイトルは「POISON」、毒。ってまぁ持ち直したのでメデタシメデタシ。当方の「YOU & MEⅡ」はhttp://okmusic.jp/#/works/19235?tag_edit=true  で聴けます。


「YOU & MEⅡ」作詞作曲:今村敦


貴方の事が気がかりで、他人事とは思えずに

余計なお世話と知りながら、ついつい気になって

巧みに言葉を使っても、貴方の心は判らない

貴方の心は、気まぐれ

貴方に振り回されて、貴方に戸惑わされて

貴方の言葉ひとつで、喜んだり、悲しんだり


貴方は今、どこにいて、貴方は今、何をしてる?

少しは元気になれたかな?やっぱり気になって

貴方の事を誤解して、貴方の事を傷つけた

償いをしたいけど

貴方に悪気はなかった、これっぽっちもなかった

自分勝手な僕の思い込みだったよ


貴方に振り回されて、貴方に戸惑わされて

貴方の言葉ひとつで、喜んだり、悲しんだり

貴方に悪気はなかった、これっぽっちもなかった

自分勝手な僕の思い込みだったよ

思い込みだったよ、思い込みだったよ、思い込みだったよ

僕らはそんなふたりだったね

YOU & ME


曲説:長々と駄文を書いてましたがこの曲の歌詞に長々とした文章の本質が出ています。シンプルIS THE BEST…使い古された言葉ですが。