🕊🌿財産は身につけて死守

    四六時中、胴巻きに全財産?を入れて暮らす🕊🌿

  🕊🌿入浴介助時の闘いは全力の死闘

 

 

🚲特養に就職した私は 当時36歳 

30年以上前の 昭和が終わる頃🌳

 

🌱まったくの素人で 始めて経験することばかり

 

🌵そこで 住人である たくさんの高齢者と出会ったのであるが

 

🦜とてもユニークな発想と経験で暮らしているTさんがいた。

 

🦩当時の特別養護老人ホームは 

多床室が一般的で 4人部屋か6人部屋だった

 

🦦男性4人の部屋で 穏やかな方々が多い中

とても気難しい方がTさんだった

 

🧑‍🦰おはようございます、と 笑顔で挨拶しても 

返事はなく、見向きもしない

 

🌽ほぼ、一日中 誰とも会話をすることなく 

ベッドの上で過ごす

 

🥯施設内を移動する時は、車椅子での介助が必要な状態だった

 

🍳時々、一方的に 要件だけを伝えてくるTさん

 

👨‍🦳高齢なので 当然シワが多く、

また、黙って 口元をへの字に結んでおり

 

🧗‍♀️人を寄せ付けない雰囲気を醸し出す姿は 強面で

関わるのを怖がる職員も多かった

 

👨‍🦳このTさんが、

饒舌になる時は、自分の財産を説明する時だった🗝

 

🔑小指に嵌めている金の指輪の話 

🏺高級ブランドのベルトの話

⌛️滅多に手に入らないライターの逸品話

 

🦔そして、時々、強面が さらに威力を発揮する時があった

🌲施設の行事などで 利用者のご家族が たくさん来園された時だ

 

🐬Tさんの口元のへの字は さらに頑なに結ばれ

🦏マックス度合いで 機嫌が悪くなる

 

👟Tさんのご家族が来園する事は 無かったのである

 

🐝こうなると、介護上必要な声かけも 本当に大変だった

 

🐴数少ない男性職員にお願いする他ない

 

🦄その時は解らなかったが、

強面のTさんは 寂しかったのではないかと 今は思う🪲

 

🛁そして、Tさんの介護上、

最も、困難な場面が着替えと入浴の介助時だった🧴

 

⚙️どんなに状況が変わろうと、

決して身体から手離さないのが、

お腹に巻いた胴巻き⛓

 

🧺洗濯が必要だと言っても、

着替えをしましょうと言っても

決して、他人の手には触れさせない🍃

 

🐚ましてや 

入浴時に胴巻きごと預かろうなどという場合には

両者、死守の闘いだった。🐉

 

🪺俺の財産を狙ってるんだな

🐿お前らには これは触らせる訳には行かないんだ

🐊俺の全財産が入ってるんだから、と (どうだったのかは定かではない?)

 

🚿と、言うわけで、

お風呂に入っていただくのは 本当に大変だったという記憶がある🛀

 

🪆信用できるのは自分だけだと

強く思い込んでの Tさんの日々は

なかなか 苦労の多いものだったのかも知れない🪟

 

🥗人との良好な繋がりの中での暮らしを 

当たり前と思わずに、

日々 感謝して暮らして行きたいと思う🍅