右肩腱板断裂の5、6年前から、腰椎変性すべり症もちである母。

発症当時は、起き上がれない数週間があったほどだった。

いくつかの幸運な巡り合わせもあって、今通っているリハビリが充実している病院に辿り着いたのが現在。

腰の治療は手術すれば完治、という簡単な話は案外少ないらしく。リハビリを細々と続けて、現状維持と改善の一進一退を繰り返す日常を、母は今のところ選択。





日本整形外科学会のサイトにあるように、母もつづけて10分程歩くと痛みでしゃがみ込んでしまう。

どこまでも歩ける自信があった母が、すべり症を発症してからは、皆の迷惑になるからと徒歩必須のイベントやお誘いは自粛や遠慮。

それがコロナ禍の人に会いにくい最中に、ひとりウォーキングをマイペースに取り組み始めたところ、連続10分しか歩けなかったものが、日によっては30分、1時間と。お!これは、また旅行で歩き回ることも可能だね、なんて言ってた矢先の、腱板断裂。。

 

腱板断裂と同じく、すべり症も右側。

なーんかバランス悪い。

痛みやつっかかりで、右肩の可動域が狭まったりで、腰のバランスも崩れてのか、すべり症の調子もなかなかに怪しい。

 

右肩や腕をかばいフォローするために、左腕の役目が次第に増えるわけだけれど。

今度は、左肩もつっかかりや痛みの症状が出始めるアセアセ

え、左肩も腱板損傷?!そんなあり得そうな予感も生まれたのも、嫌な偶然。

 

65歳過ぎると、大なり小なり、体の不調がない日なんてないのかもしれない。

だからこそ、今まで通りは難しくて、無理or諦めを選ばざるを得ないのだと思う。

 

ただ、母は無理をする一択、みたいな性分?生き方?な人。

手術後に動かない右腕の代わりに、左腕にめいいっぱいの無理をさせるのが高確率だと確信。

またそのアンバランスな体の酷使が、腰椎変性すべり症の悪化の呼び水を引き起こさないともいえない。

 

今はまだグレー判定の左肩と腰。

介助必須の状態になってもらうのは、私が困る。

だったら軽度、もしくは改善の道筋が近い段階でヘルプに入るのが得策なのではなかろうかと。

えーそうです、これも私のエゴなんですよね。