「Marquee Moon」(1977) / Television
Televisionの名盤。金属的なギター音が、トム・ヴァーレインの痙攣する声(首を絞められたターキーボイスというのは言いすぎか)と相まって、唯一無二の世界を完成させている。
アルバムの流れもとても効果的だ。唯一直球のパンクと言えるオープニングの「See No Evil」。そしてPavementら、第3世代にも多大な影響を与えた「Venus 」へと続く一連の流れ。大きなハイライトとなる大作 「Marquee Moon」 の奇跡的な盛りあがり。ニューヨークの青い夜と赤い月を感じる傑作だ。
●†JEZEBEL SiOUX FiEND†(サイコ)さんの追加コメント
何故タイトル曲の「Marquee Moon」 は、アナログ盤がフェイドアウトで終わるのかが昔から謎です。←というかアナログを最初に聴いたので、CDの方が何故長いのかというアレですけど。。。