『ペデカーのように僕の放浪の魂は彷徨った』

1.マカロニ・ウェスタンだった悪友




私の高校時代からの悪友のひとりは筋金入りのマカロニ・ウェスタン好きで、私がフェリーニやパゾリーニだった頃、彼はクリント・イーストウッドやジュリアーノ・ジェンマだった。



彼とは学生時代、よく新宿で会って飲んだ。大学の寮で美人女子大生が不審な死をとげて、外国人の聖職者が謎の出国をしたという事件などをサカナに飲んだものです。


高校時代、彼は世界史の達人、私は日本史の名人としてクラスメートから一目置かれていて、2つの歴史が交わる地、シルクロードを題材にした小説のネタを2人で考えたこともあった。遠い懐かしい思い出だ。


彼は大学卒業後、ある出版社に就職。

皆さんもよ~~くご存じの少年マンガ誌の編集長になった。

あの頃の夢よ。我等が胸に帰れぞかし。