Stuart Murdoch(Belle & Sebastian)が選ぶベストLP Top10
17/06/2004-Observer
翻訳sunburn
2004年6月17日 木曜日 スチュアート・マードック
●1. FELT: Poem Of The River
「たぶん僕が一番好きなLPだね。6トラックしかないLPなんだ。際立ってるのは2曲。それぞれ7分と8分の長い曲さ。短めのトラックの方は特に好きだってわけじゃない。僕の感じだと、短い曲は長い曲を引っ張るタグ・ボートのようなものだね。だけどロング・トラックの2曲は最高に誘惑的な傑作で、僕が今まで聴いた曲のなかでも一番満足できるものだよ」
●2. COCTEAU TWINS: Victorialand
「ぐっとくるね。僕が実際に聴いていた頃より、コクトーズはずっとずっと成長してると思うよ。大半のLPはこれより落ちるな。このLPが好きになったもんだから、"ビクトリアランド"って言葉まで僕の好きな言葉のひとつになった。僕はこのLPを聴きながら、学校、仕事、日々の野望にサヨナラと手を振ってたものさ」
●3. FELT: Forever Breathes The Lonely Word
「詩的で、野心的で、すばらしいLPだね。このLPを制作したってことは凄いことだ。ローレンスがそう言ってるのは正しいよ。制作したのは確かMayo Thompsonだと思うけど。このレコードが新譜としてリリースされたことがあるなんて、信じられない。新しいLPとして世に出たことがあるなんて、とても信じられないよ。これはインディーの化石で、Bowlieのキッズたちが土の中からこれを掘り出した、そんなふうに思いたいんだ。そして、掘り出されてすぐ、この世から消しさることのできない古典になった。そんなふうにね」
●4. ORANGE JUICE: You Can't Hide Your Love Forever
「いまでもこの街じゃ唯一の楽しみだな。僕の頃は、この4人こそ自分たちがなりたい若者そのものだったんだ。甘やかされた軟派な連中というか。綺麗な女の子がまわりに群がってる、そんな若者たちさ。貴族のような物腰。まさに貴族階級。そんなイメージを裏付けるレコードもあったしね。例えば、この凄いファースト・アルバムさ。これが出た頃のことを僕は知らない。僕はこれのコピーをバーゲン棚の中から探して1ポンドで買ったんだ。エドウィンのサインがあったんだから!僕の心の中じゃ、彼らの神話は日に日に大きくなってるよ」
●5. THE CLASH: London Calling
「ある友達が今年のクリスマスに"ロンドン・コーリング"をくれたんだ。あいつ、みんなに配ってたんだよ!バイヤーズ通りに立って、なんかの宗教のパンフレットみたいに、通行人に手渡してたんだ。僕の古いコピーはママのだった。だから、また聴けて嬉しかったよ。これはパンクというよりスプリングスティーンだ。それが僕の好きなとこさ。煌めくピアノ、弾幕のような言葉。最高のパフォーマンスだね」