画像生成AIが発達して、人間が絵を描かなくても良くなるとか言う方もいますが、
美術をあまり知らないんだなと思います。
結構勘違いしてる人が多い?
中国でCGイラストレーターが大量解雇というニュースもあるようで、、
CGイラストもそうだけど、AI生成画像は、データでしかない。
原画を観る経験ができないです。
プリントアウトなら印刷だし…
日本画も油彩も水彩も、原画を実際に観ると、3次元の質量が感じられます。絵の具の物質、メディウム、基底材などが層をなして絵になっている。
それに作者の思想や経験、霊感、インスピレーションなども加わる。
彫刻などの立体作品と比べれば平面ですが
ディスプレイが写す光のデータとは全然違います。
デジタル絵でも綺麗な作品をみると、アナログ絵だったら現物が観れるのになー、と思います。
アニメーションもやはり昔のものの方が圧倒的に色が美しい、、 デジタル修復というのもありますがデジタルやAIはそのように本来はツールの1つとして使うのがいいと思います。
最近の報道
SF小説の賞や写真の賞でAI生成物が優勝したとか、
そういうのも話題作りなんだろうか?
と少し思います。
AIを主役にしてしまおうという奇妙な傾向を感じます。
結局は人間は、
人間かどんな仕事をするのか
が大事だと思いますし、生きがいだと思います。
仮にアトムのような高度AIが出てきて3次元で絵を描いたとしても、それはそのAIが描く作品であって、人間それぞれその人が描く作品とは違う。
火の鳥未来編等を思い出す、今日この頃です。