誰ファースト!? | なおっきーオフィシャルブログ

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しばらくサボり気味でしたが、ぼちぼち再開したいと思います

お久しぶりの政治ネタです。お気に召さない方が多数でしょうからスルーしていただいて結構なのですが、どうしても物申したい故にここに記します。

このブログを書こうと思った時点で、小池都知事は築地にある市場を一旦豊洲に移転して、整備したうえで再び築地に戻す意向なそうな。

は!?言ってることの意味が分からないんですけど???

だって、つい最近「豊洲を無害化できなくて申し訳ありません」って頭下げてなかったっけ?

ってことは、「無害ではない豊洲から生命の源である食物が(一時的にせよ)我々の食卓に届くってこと!?」なんて、意地悪な自分では思ってしまうのでした。

ここ数ヶ月の間にいろいろな書物を拝読して自分なりに勉強して辿り着いた結論とメディア報道との間の距離感がハンパありません。

「豊洲=有害」の根拠に豊洲の地下水のベンゼン濃度が環境基準値を超えていることがあげられます。

「あぁ、たしかに危険だよね」と思いがちですが、ノンフィクションライターの有本香氏がこのように最新の著書でこのように指摘されています。

「飲まない、使わない、地下にあるだけの水のベンゼン濃度は本来問題ではない。地下水は清掃にも使わず、浄化して排水管に捨てるだけ。」

なるほど、浄化して捨てるだけの水に飲み水と同じ基準を当てはめる意味があるのでしょうかね?

しかも、老朽化しているとはいうものの「安全」とされている築地も昔は日本軍や占領軍の兵隊さんの衣服のクリーニング工場だったらしいので、少なからず「トリクロロエチレン」や「苛性ソーダ」や、それこそ「ベンゼン」による土壌汚染で環境に影響があったのではないかと懸念してしまいます。

しかし、それを指摘された小池都知事側は「築地はコンクリート、アスファルトでカバーされているから法令上も安全」と釈明したそうです。

それを聞いた(良識ある)メディアから「それなら(築地よりも)新しくて分厚いコンクリート、アスファルトで覆われた豊洲も安全ではないか?」とキツいツッコミがあったにも関わらず知事は「豊洲は安全だが安心がない」と例によって言語明瞭意味不明な回答をされて逃げきったたそうです。

ここまでくると、何を信用すれば良いのか分かりませんね。

話変わって内閣官房参与の飯島勲氏が、さらに深刻な問題を月刊Hanada7月号で指摘されています。

それは、1954年にアメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、不幸にも被爆してしまった第五福竜丸から水揚げされたマグロが築地の地下に埋葬されたそうです。

このマグロにどの位の放射性物質が含まれていたかは不明だそうですが、(特に放射性物質に過剰反応を示す一部勢力の方にとっては)とても気になる情報かと思われます。

そのような情報を無視してまで、「豊洲=不安全」との風評を撒き散らす意味ってなんなんでしょう?

思い起こせば豊洲の(捨てるだけの)地下水のベンゼン濃度を騒ぎだしたのって都議会共産党の人でしたね。

あ、、、。一周回ってパヨったってことか、、、、、、w