8年前の今日、高速ツアーバスの事故がありました。
遺族が慰霊に来ていたニュースをテレビでやっていて、今年はコロナの影響で現場のある群馬県在住の方が代表で一人で参加されていました。
その方はお母様を亡くされて、遺族に寄り添う担当警察官の姿を見て5年前に群馬で警察官になったそうです。
そして、去年から念願の白バイ隊員として取り締まりや事故の抑止に励んでいるとのこと。
「交通事故は、被害者も、事故を起こした人も不幸にします。そんな事故を起こさないようにしていきたいんです」と、語っていらっしゃるのが印象的でした。
観ていた私は、自然に涙していました。
この方は、自分の大事なお母様を亡くして、どれだけ悲しい思い、やりきれなさ、くやしさを感じたか知れません。
そこから、「こんな事故を起こしちゃいけない。起こさせてはいけない」と強く思って、警察官になられました。
それも、もとは石川県の方ですが、事故現場のある群馬県警で。
職業を、仕事を選ぶとき、その人なりの決断・決意があって、決まっていきます。
今日、その方の仕事への思いを知ったことで
私の胸を打ち、涙が出てきたんです。
誰にもストーリーがあると思いますが、
思い入れのある仕事の決め方をした人と、
そうでない人がいるでしょう。
この遺族の方のように、
信念を持って仕事に携わっていると、
迷いがなくて、
ひたすらに「事故が起こらないように」と
祈るような気持ちで日夜ご勤務されているのではないか…と思います。
自分のつらさを、人のお役に立っていく方へ
昇華させていくこと、
人生を意味のあるものにしていくことの貴重さを感じさせていただき、本当に感動しました。
あなたはどんなふうに
今のお仕事を決められましたか?
私は…
長くなったので、続きはまた明日!
Shinko☆