10日経ちました。
早い? まだ?よくわからない
単なるペットロス…症候群…?
まあ 分類すると、そのような感じです。(間違いなく

)
心に刺さったまんま、食い込んだまんまのぴっちぃの爪痕
痛いくせに抱えたまま
手首にね
本当に少しだけ 点々・・・とあるけど もう消えかけてる。
やっと 今さらだけど
そう、今さらだから…書きます。
ぴっちぃと私の 最後の時間
あの日のこと
たった一人
たった一羽
ちっぽけな たった二人のお話
大げさで恥ずかしいですが
ここに今 記しておきたいのです。
ちょっと重いから…しんどい方 すっ飛ばしてスルーして下さい。
書く本人も…しんどい

(本当に…バカ!)
大丈夫です。

やっと 通過したから
やっと 記憶を辿ることが出来るようになったのです。

ぴっちぃ
一枚目の写真 亡くなる前日 元旦の朝
写真、縦になってますが 私のお腹辺りに身を任すぴっちぃです。
二枚目 旅立つ11ヶ月前 去年の2月
元気なぴっちぃも見てもらいたくて…
元日
やっと私のお休み
傍を離れない
撫でてほしい
年末から ずっと この兆候
この日はもっと 濃厚
じっとばかり していられないので Tシャツのお腹辺り カイロをタオルで巻き洗濯ばさみで固定
大切にぴっちぃをくるみ カンガルー親子みたいにして
お雑煮を作ったりした。
優しく撫で続けた。
なんせ…小さい

頬 おでこ 眉間 前頭部 後頭部 顎の下 首回り 背中の上部…

指先に神経を使いながら延々と…
疲れさせてはいけないと、片手や私の頬を枕にさせ もたれさせながら…撫でる
少し 私も疲れた
ちょっと横たわりたい
年末めちゃ働いたからね
雛時代にやったように ぴっちぃを 胸辺りに置き 軽い布団を被せ 手で全身を包み込むようにした。 下にカイロ
ゴハン 食べさせなきゃ と
ケージから 餌入れを外し 私の脇あたりに置く
黄緑色 半透明の餌入れに 身体を突っ込み 食べ始めた。
こつっ こつっ カリッ ポリッ
すると 半透明黄緑色の中のぴっちぃ ピタリと動きを止め 私をじっと見つめた。
小首をかしげ(いや、元々小さいって

)
丸い 小さな瞳が 私を…
私も見つめ返す。
すると 黄緑色の世界から トコトコ出てきて…
身体を横たわらせている胸元 私の唇に 小さなくちばしから 餌をくれた。
チョンチョン チョン…
当然みたいな 真面目な表情だったので
うえぇ~

と 思いながら
「(^v^)ありがとう ぴっちぃ」と私 ぱくぱく口を動かし、食べたフリをした。
納得したのか つぶらな瞳はまた 黄緑色へ戻ってゆく。
こんなこと されたの いつ振りかなぁ… ??
やっぱり 愛されてる ってゆうか

愛着持ってくれてるんやわ
いじらしさに萌え
アホは 喜んだ。
甘えてきた以外の ぴっちぃ最後の愛情表現
病院は午前診療のみ
何の疑いもなく、無知で鈍感な私は事の重大さを、翌日夜に思い知る。
翌朝、2日 こころもちウンチ少ないが 形 色に変化無し
食欲もありそうだ。
ここ数日と変わりなく…見えた。
最後の投薬
抵抗力 少し弱い きっと これが 見逃した最後のサイン…
ケージのカバーをかけ ふたつの小型ペットヒーター確認
ガスファンヒーターのタイマーを確認
この時 一番小さなケージに移すべきだった。
よりによって今日は 最も長い一日 そして最も忙しい
人数が多くても、使える人間は限られている。
忙しい合間 なぜか胸騒ぎ
早退 夕方なら 出来なくもなかった…
初っぱなから 言うのもイヤで、私は一番長く 職場に残った。
翌 3日は休もうと思えば休めるとみて、その為の残業でもあった。
明日朝一番に病院行こう!
ぴっちぃへの不安と…職場への 義務感 くだらぬ意地。天秤にかけ、私はぴっちぃを犠牲にした。
結果論ではない…間違いなく私が犯した罪。
後悔の理由は まだまだある。
でも この理由もまた 宿命だったのだ…
(この事で自分を責めたけど もう通過したから大丈夫です(^-^))
ぴっちぃが バカな私に選ばれてしまった雛だったように…
夜9時半に急いで帰宅 ぴっちぃのケージへ
「ただいま

!!」
声をかけても ぴっちぃ 背を向けたまま 反応なし
初めての そんなぴっちぃに動揺
元気な頃は、自転車を止めた音だけで反応し、窓からぴっちぃの呼び鳴きが聞こえたものだ。
毎日帰宅後のウンチチェック
…少ない!!!
便の固まりがない!
排泄機能が著しく衰えている。
餌入れ残量ほとんど変化無し
初めてのことだ。
あまりにも、急激な変化に見えたが、私が見落としていただけかもしれない
急いで 小さなケージに移す。
手の中のぴっちぃ
体重測定しなくとも 軽いのがわかる…
部屋の暖房強くする
拾い食いしやすいよう 足元にシードの食餌をばらまく
ペレットをお湯でふやかしてみたり ビタミン剤を口元に運ぶ。
ビタミン剤 少しだけ飲んでくれた。 が 飲みきれなかった液体が ぴっちぃの顎や胸に少しこぼれて濡れた。
慌てて 私は自分の口で 咄嗟に脱ぐいとるように 舐めた。
ちょっと びっくりしたように ぴっちぃが私を見つめる。
拒否の視線ではない…静かな優しい目…(主観と思い込みだけの解釈ね

)
3日まで 病院は午前診療のみ
あちこちに電話 もちろん応答なし。
夜 10時を過ぎる
夜間 救急の動物病院に電話
しかし… 小鳥を専門に診る医師はいないとのこと
それでも いいのなら… と。
正月、夜間 割り増し料金を 淡々と伝える電話の向こうの声
冷静に話しているつもりだが
自分の携帯番号 言えなくて、あたしパニックってんだ!と自覚
しっかりしろ!
片道最低でも30分 タクシー
冷え込む外気
弱ってるのに 動かすか?
運に任せて その 会ったことのない 小鳥にあまり詳しくない医師に 診てもらうか…
電話を切り 迷っていた。
すると ぴっちぃ 突然
こつっ こつっ と 足元のシードを ゆっくりだが つつき始めた。
食べてる!
動き始めた!
このまま保温に注意して 徹夜で看ていよう!
きっと 絶対 朝までもつ!!
悲痛な願い 決心
今でも この判断は 正しかったのか わからない。
何よりも…ぴっちぃ自身が
無理な移動や治療を拒否している…
確信はないが 私はそう解釈している。…いや、してしまった。
小さなケージに 電球型のペットヒーターを装着するため ぴっちぃを一度出す。
やっと逃れた

と ぴっちぃは弱った身体で飛ぼうとした。
が 失敗… 落下。
そんな ぴっちぃを見て 私は半泣きで連れ戻す。
私にしがみつく
また 私のTシャツにくるんだら 安心している。しばらくそのまま暖める。
仕事中の昼間から トイレに行ってない。 もう一度 ぴっちぃを 小さなケージに入れようとしたら 抵抗 あまり強く掴まなかった私の手を逃れ また飛んだ。
今の体力で飛ぶのは 命がけだ。かなり消耗させてしまった。大失敗!
ぴっちぃ連れでトイレへ… 最初で最後のトイレ体験だったね。
ずっと 抱っこしながら 祈るだけ…
二人きり
やっと 眠り始めた 規則正しい呼吸 に、見えた。
お風呂 今のうちに入ろうか… と 小型ケージの中に戻す。
もう 激しい抵抗はない
深夜の一時前
今のうちに入るか どうするか
ぴっちぃを心配している友達に メールをしたり 明日 朝一番に出掛ける準備をしていたら…
ぴっちぃがいるケージから
ガタッ
と なにか 不気味な音が…
見ると ぴっちぃ うつ伏せで
震えるように 羽根を広げている。
見たことのない 姿に
私は やっと初めて
もう… ダメなんだ! と 知る。
小型ケージの蓋を開ける
ぴっちぃは もう 出ようとする力はない
両手で 包み込むように 抱える
ぴっちぃ! ぴっちぃ!
目一杯 丸い目を見開き 不安と恐怖いっぱい
もがきながら 私を見る。
痙攣 掌に ぴっちぃの鼓動
病んだ小さな身体の悲鳴が伝わる。
角質化した 硬いと思っていた 細い足から力が抜けて フニャフニャだ…
初めての感触 感情
何よりもぴっちぃ自身 初めて味わう苦痛 恐れ
私の手の中で…なのに何もしてやれない
見えているのか その 恐怖におののいた 丸く見開いた目
叫ぶ 私
ぴっちぃ! ごめんね! ごめん!
愛してるよ! ぴっちぃ 大好き! 大好きよ!
私を見ながら 身体をくねらせる …命がこぼれ落ちそうだ
耐えきれなくなり
もう いいよ ぴっちぃ
休んでいいよ! 頑張らんでいいから…!寝んねしていいよ!
大好き… 大好き!大好き!
ぴっちぃ大好き!
ぴっちぃ …おやすみ
これが ぴっちぃへの 最後の言葉になってしまった。
聞こえてたかな?…ぴっちぃ
掌に 伝わる鼓動が 静かになった。
やっと 終わった。
2012年 1月3日 1時26分 小さな命が 終わった瞬間
「ぴっちぃ 死んだぁ…」
友達 姉に連絡
小さな身体に 何度も呼びかける
タオルにくるみ 私の枕に置いた
二度と あの声が あの仕草が
私を 暖めてくれることはない…
まだ 五歳にも満たない
早すぎる お別れ
ヤケを起こして 空っぽの小さなケージ 掃除して片付けた。
数十分前まで、命と向き合いながらも食べようとしていたシードの食餌も
大きなケージのカバーをはずし
下に敷いていた新聞 最後のウンチを捨てた。
やり場のない 引きちぎりたい怒り 悔しさ 身体の真ん中にできた大きな黒いブラックホール
息が止まりそうな恋しさ すべて入り交じりドロドロになって噴き出す…息が苦しい
今でも 自分の心理を 冷静に見つめる能力は ない
慣れる しかない
いずれ慣れていくはず
いくら泣いても足りない
何をしても 足りない
ない ない ない…!
ぴっちぃが いない!
こんな時に自身のダメージばかりに溺れた私は最低だ
ぴっちぃこそ 淋しくて怖かったね?
動物の本能? だって君だって初めての経験
人間みたいにジタバタしないかもしれないけど…
君と話せたらいいのにね…
呼びかけても あの声はない
でも…
肩に 腕に 頭に 耳に
私の記憶と共に 私の意思と共に 私の細胞たちも また ぴっちぃを覚えている。
細い指や 爪 擦れる羽根や
伝わる柔らかな体温
囀ずり 歌い 踊り お喋りなクチバシだったね。
肩に乗った感触 腕のうえで蟹歩きの運動会 私の髪や耳をつつき肩にウンチ付けて何度か出勤したことか…

そして 何よりも ぴっちぃが安心して全身を 委ねてくれた私の手が…ぴっちぃを忘れない
私にとって ぴっちぃが オンリーワンだったように
ぴっちぃにも そうだった筈
好んでそうなったわけじゃないけど…

君の 鳥としての本能こそ 真実だから
今度こそ 君は自由
自由って なんだろうね
自分の意思で 生き方を決めること?
我慢しないこと?無理しないこと?
毎日の食糧の心配もなく
寒さや暑さの備えも必要なく
退屈な時間が敵
不自由しない生活 護られた鳥籠を求める鳥もいるだろう
それも 今 自由な魂のぴっちぃが選ぶこと
ぴっちぃを想う私の心もまた 自由なのだから
人に愛されて生きた動物は
動物世界の天国(…のような所?)にいても、人間界にどこか繋がる磁場のある世界にいるような気がする…
いつか 一緒に 空を飛びたい
私が鳥に憧れ 惹かれるのは そんな理由かもしれない
ぴっちぃに出逢って わかったこと。
よく 眠った。 眠ることだけが 安息の時間
薬に頼ってでも (かなり少量で効く体質) 寝た。
寝ているだけでも 確実に時間は経過する。
仕事帰り 歩き続けた。
ぴっちぃの歌 歌いながら…

空っぽのケージを 見たくなかった。鬱を再発させるのでは…と 周囲に心配をかけたようだ
大丈夫です。
私は自分に甘い(^o^)
さて…記録のつもりが、ぴっちぃへの恋文みたいに…
くどくど、長々 皆さんお忙しいのに、お付き合い
ありがとうございました。
思い出した?…そう、私って
クドイ…(`▽´)
