こんにちは!
保育家の新田純子です。
お友達の福岡すみれさんからバトンを引き継ぎ、7日間、本の紹介リレーに参加しています。
今日は2日目。
【私の好きな本紹介 2日目】
『いやいやえん』
初版から50年以上増版され
愛され続けている不朽の名作。
昨日、
息子の小学校の運動会で、
保育士時代の教え子たちに会いました。
当時のことがカラーでくっきり思い出されて、
2冊目はこれに決定!
「いやいやえん」
中川李枝子 さく 大村百合子 絵
福音館書店
保育者の中では鉄板の本ではないでしょうか。
私が10年間、年長児を担任したとき
1年も欠かすことなく毎年クラスで読みました。
そして1年の例外もなく子どもたちに大人気でした。
タイトルを読み始めると
「いやいやえん!なかがわりえこさく!おおむらゆりこえ!」
と大合唱が始まるのが日課。
それくらい、みんな好きな本です。
理由は
中川李枝子さんの天才的な視点!!!
(中川さん自身も保育士をされていました。中川さんの処女作がいやいやえんです。この作品はあの宮崎駿さんがアニメーターになるきっかけのお話でもあります)
主人公のしげるちゃんは年中組。
その設定が素晴らしい!
いたずら
約束破り
めんどくさがり
ズル
ウソ
まぁ、見事です。
悪目の主人公がだんだんと成長していくストーリーはありがちですが
しげるちゃんは成長しない。
そのまんま。
そのまんまの日常が綴ってあります。
が!!
そのそのまんまに、
見事にファンダジーが織り込まれている。
・教室が海になってクジラが釣れたり。
・転入生がクマの子どもだったり。
これが子どもたちの心をくすぐります。
そして、
しげるちゃんのいたずら心やユーモア、度胸のあるところ(オオカミを打ち負かしたりします。天然さでw)。。。
決して悪キャラではなく
なぜか愛しくてなぜか憧れる。
愛すべき大好きな主人公です。
ラストのお話で
主人公しげるちゃんは
「いやだいやだ」
ばかり言うので
いやいやえんに転園させられます。
転園後に
4歳が出す結論がまたいい!!
子ども向けでありながら
大人が読んでも心に残るストーリーです。
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ーーーールール説明 (以下 転記します)ーーーー
・好きな本の表紙を紹介!
・ただしレビューとかは無くてもOK!
という条件で、1週間本を紹介して、次の方にバトンをパスしていきます(^^)
共通ハッシュタグを入れましょう。
#私の好きな本リレー
私もやりたいというかた!
是非手をあげて下さいね!
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