息子はガーディアン。
ガーディアンって守護霊ならぬ守護者のことらしい。
生きながらに守ってくれる存在なのだそう。



息子が生まれてから不思議なこと続きでして…。



こないだの出来事。


3歳の息子が寝る前に

「オバケさんがこっちにくる、怖い怖い!」

って3日くらい続けて言ってきたんですよ。

そしたら4日目。
「今日は一緒に誰か連れてきた」と。
「お友達を連れてきたから今日は怖くない」と。

「あ、オバケさん女の人だ。お友達と遊んでって言ってる」と呟きながら眠りにつきました。



その晩遅く主人が帰宅するなり
「ガンを患ってた従姉妹のさとちゃん、亡くなったって、さっき。連絡きたよ…」
と肩を落として言ったんです。



そこで、ようやく気づいた勘の悪い私。



あぁ。挨拶に来てくれてたのか!と。


これは、息子にメッセージ託しにきたんだ!と。




次の日の朝、息子に問い直し。

「昨日のオバケさんの話、聞かせて」

「女のオバケさんがね、昨日はお友達を連れてきてね、一緒に遊んであげてっていうから一緒にブランコして遊んだの。そしたらオバケさんだけバイバイって手を振って帰っちゃったの」

「お友達ってどんな子?」

「赤ちゃんよりちょっと大きい。女の子」

「そうなんだ。オバケさん帰るとき何か言ってた?」

「ううん。なんにも。笑ってた。笑ってバイバイしてたよ」



それを聞いて、ハラハラ涙がでました。




従姉妹のさとちゃんは1歳になったばかりの愛娘がいるから。



もちろん悲しくて悲しくて仕方がないのだけれど、今までの感じ方とは違う。


悲しいだけじゃない。


肉体は離れていても
気持ちや願いは、こうして伝わる人を通して届けられるんだな、と。


不思議な幸せ感というか、安堵感というか、なんともいえない包まれた感覚。


私たちって
目に見えるものにばかり気持ちを奪われているけれど


肉眼での視野を超えて、もっと心と魂で世界を感じたら……



世界はこんなにもあたたかなやりとりに包まれているんだな、と。


3歳の息子に教えられた。

肉体は離れていても、さとちゃんはこうして、メッセージを届けに来てくれました。しかも笑顔で。。。


これを昔の人は
第六感とか虫の知らせと言ったんだろう。


今よりもっともっと感じる人がたくさんいたんだろうな。


それは、目の前の情報だけに流されず
心の目で
自分には何が必要で何が必要ないのか、
自分はどんなとき心地よくて、どんなとき幸せを感じるか、
が見つめられるということだと思う。


心の目で自分を内観できるということ。


自分を内観できると、自分という人間がわかってくる、だんだんと。理解できる、だんだんと。


自分がわかってくると
パートナーのこともわかってくる。
子どものこともわかってくる。
家族のこともわかってくる。


こうなると、職場の人、周りの人のこともわかってくる。





わかってくるっていうのは、信頼するってこと。大丈夫だなって思えるってこと。



自分を信頼できると自分の周りが信頼できる。

周りが信頼できるということは世界が信頼できるということ。

そして、少しずつ見えないものを感じる力が広がってくる。



だから、まず第一歩は『自分が何者なのかわかる』ってことだ。


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