今、この感動を記す!
【ひとりひとりが咲き誇る仲間って最幸!】
今日が初日の教育実習生さんがいる。
帰りに職員室にあいさつにやってきた。
「今日は一日、ありがとうございました」
「初日お疲れ様。楽しめた?また明日ね!待ってるよ!」
って肩に手をかけたら
ポロポロポロポロ泣きだした。
「ん?どうしたん?初めてでしんどかった?」
「……………………。こんなにあたたかい先生達に囲まれて………感動の1日でした…………すごくあたたかい園で…………」
「………………ケンカをしても、最後まで話を聞き続ける先生…………叩いた子がいても、最後まで話を聞き続ける先生…………そんな援助の仕方、初めて目にしました……………」
「子ども達は幸せだなぁ……………みんな自分らしくのびのびしてるなぁって……………」
彼女は、はぐれぼコアメンバーの森 礼子ちゃんのクラスに入ってた。
こりゃ、れいちゃん呼んでこなっ!
突っ走ってれいちゃんを呼んでくる。
んで、一緒に実習生の話を聞く。
んで、一緒に3人とも泣く!
だんだん職員室に先生集まってくる。
みんな目尻を下げて実習生を見つめる。
「そんな風に感じられのは、あなたの心があったかいからだよ」
「ここの子ども達が自分らしくのびのびしてるのはね、先生達が自分らしくのびのび保育してるからなんだよ。共鳴するんだよ。」
またみんなで泣く。
なんて幸せな職員室の空気。
実習生さんをぎゅっとハグ。
目頭をタオルで押さえながら、彼女は帰って行った。
私は今の保育士集団が大好き。
ぐぐぐっと自分を抑え込んでいた先生も
あたたかい太陽を浴びたことで、
つぼみがゆるんで
咲き誇り始めてる。
一輪一輪は小さいけれど、その小さな花が集まることで、コミュニティのエネルギーは相手に必ず伝わっていく。
確信した。
だって、この話、今日が初めてじゃないもん。
先月私のクラスに来てくれた実習生さんも同じように話し、最終日、号泣して帰って行ったんだ。
だから確信した。
自分らしく生きるってことは
人間の
大きさや
年齢や
職業や
立場は
関係ないんだ!
自分らしく咲き誇っていれば、それに触れた人は必ず心揺さぶられるもんなんだ。
人間ってこんな素敵に作られてるんだ!
自分が本音で咲き誇ってさえいれば。