《Bright-2》 | 空から降りてきた白い羽根

《Bright-2》

私たちは、
結果発表に喜んだ。




2位だった。



最初は、
あんなに『金賞』の為に言い合いになったのに。


今は、『銀賞』でこんなにも喜んでる。



悔しいけど、嬉しい。

なんか新鮮な気持ちだった。





教室に戻って、
『最後にもう一回だけ歌わない?』
って、話になった。



みんなで手を繋いで、
輪を作って歌ったよ。




歌い始めると、たくさん泣き出した。


賞を取れると思ってなかったから、銀賞で嬉しかった。

だけど、それだけじゃないよ。



みんなが、
また手を繋いで仲良く歌えるのが嬉しくて、

それが終わっちゃうのが寂しくて、みんな泣いてた。



あんまり、みんなが泣くから卒業式みたいだったよ。





そして、
この行事にもともと、意味なんてなかった。


意味がないからこそ、
みんなで意味を見つけようと頑張れた。



自分達の答えを見つける為に。








そういえば、
家に帰ってから一通のメールがきたよ。



それは、友達からのメールで、

こう書いてあったよ…





《みんなで取った銀賞は、金賞よりもサイコーだよ》ってね。