産後1ヶ月経って、娘が帰ってしまう日が33日目だった。

たくさんの荷物まとめて、積んで、それだけでも時間かかるだろうし、赤ん坊いて、どうなるかわからないのにその日にお宮参りやろうと言っていた。

無理だから!と反対。

そんな、ピッタリにその日にやらなくたって、良いじゃん?

結局日にちは変更。

お宮参りのあと、会食して、その席で言われた言葉。

沙弓ちゃん、今のななちゃんの時にはもう湿疹ひどかったんですよね?なにもしなかったの??

は?そんなわけないじゃん!

30年前、まだアトピーという言葉が出てきたばかりで、…と当時の状況を説明したけど、湿疹でてたのに、プリンたべさせたの?って。

だから!食物アレルギーっていうのがまだ全然わかってない時代なの!人の話理解しようとしてくれよ!

とどめが、うちのゆーきは何にもアレルギーないからって。
え?それって、七瀬にアレルギーでたらうちのせいってこと?

30年前、こんな変な病気、松井にはいない、京島の家系だろ、って言われた時の衝撃。

30年経ってまた同じ心ない言葉、投げつけられるとは思わなかった。

咄嗟に、あれ?ゆーき、桃とさくらんぼにアレルギーでたって言ってたよね?って言ったら、山梨の人間は桃なんか食べない!って向こうのお父さんに言われてかちーん!!

もう悔しくて、だけど、娘のために反論せず、我慢。

そのあと、ゆーきは小さい頃からとても、良い子で、反抗したことなくて、と自慢に始まり、A型だからきっちりしてると言う話されて。B型で悪かったね!!

この日1日でどれだけ腹立ってムカついて我慢したことか。

それで、きっかけになった、お食い初めの話。

我慢したことが崩れてしまったんだ。