ぶぶとの出会い  1周忌 | アンソニーのひとりごと

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ネコのまったり日記

うだうだ自己満足日記

7月14日 14:06 Ameba


1999年9月7日 雨上がりの夕方、
竹藪の中から「ぶぅぶぅ」と 
びしょびしょで
ノミだらけのちっちゃい仔猫がでてきた。
拾い上げたら 
手のひらにすっぽり収まるくらい小さくて
冷たくてたよりない。
どうしようどうしようと 
パニくる私に
旦那が「連れて帰るしかないやろ。」
近所の動物病院に駆け込む。
飼わないんだったら 治療しない。 
(無駄な野良猫を増やすだけ)
治療しても  今晩もつかどうか。
みたいなことを言われ
当時、ペット不可の賃貸マンションに
住んでて
これまたパニくる私の後ろから
旦那が
「飼います!
名前はぶぶりんです!!」
体重は  300gだった。

ずっと 
実家はワンコだったから 
猫のことがまったくわからない。
手さぐりしつつ ぶぶを育て始めた。
職場が近かったので 
昼休みに ミルクあげに帰ったり、
もうドタバタ。

私を 
無類のニャンコ好き
させたのは ぶぶ!!

なによりも 
ぶぶは私を救ってくれた。
婦人科系病気で3回の手術をし
子供が産めない身体の私。
生きる希望と夢とか なくしてて 
笑顔を 忘れてた。
動物病院で
「お母さん、しっかり 支えてて」
と言われた。
この動物病院では 
飼い主のことを 
「お父さん、お母さん」と呼んでた。
なることのできないと思ってた「お母さん」
涙があふれてきて 止まらなくなった。
喜怒哀楽すべてをしまいこんでた私に 
心が戻ってきた瞬間だった。

それから 
ペット可のマンションに引っ越して
キキをもらい 
なっちゃんを旦那が拾ってきて。
ぶぶの四十九日の次の日に箕面の滝で拾ったゆず
千里川の河川敷で拾ったわさび

今 にぎやかに 
おもしろおかしく暮らせてるのは 
ぶぶとの出会いがあったから。

本当にいい子でした。
私たちの気持ちをわかってくれる優しい子でした。
もっともっと 一緒にいたかった。
14歳・・・。
もっともっと 長生きしてほしかった。
チカラ不足でごめんね。
いまでも 会いたいよぉ。

本当に本当に
ありがとう。







7月14日 14:06 Ameba