【注】かなりネガティブな内容です。





4月位から下腹部痛があり、気になっていたので、6月中旬に健康診断を受けた。予約時にオプション項目に上がっていた腫瘍マーカーが目にはいったので、何となく2つ(膵臓がん、卵巣がん)を追加してみた。

乳がん健診に対しては、隔年でマンモグラフィーとエコーを受けることに決めていた。今年はエコーの番だった。

エコーの最中、技師(医師かも)が「しこりがありますね」と…。「悪いものですか?」と聞いたら、「この辺は乳腺が集まってないから、問題ないでしょう」と。その後の触診も「大丈夫です」と言われたけれど、モヤモヤしながら帰宅した。

とりあえず、郵送されてくる健診結果に何と書かれているか見てから考えようと思った。

約一週間後に健診結果が届いたので見てみると、「右胸下部に腫瘍あり、3ヶ月後に再検査」と書かれていたのを見て、心がモヤモヤからザワザワに変化した。

胸は婦人科に行くのかな?と思っていたが、ネットで調べると、乳腺外科がヒットした。この時、初めて乳腺外科を知ったのだった。

母が元気だった頃、お年寄りの方がカートを押しながら歩く姿を見ると、いつか母もそういう時が来るのかな、と漠然と考えていた。

母の姿勢はすごく良くて、いつも背筋をまっすぐ伸ばしていた。家に居てもだらんとしていることはなかった。入院中でさえも、姿勢が良いと看護師さんに言われた、と言っていた。

そんな母だったから、カートを押す姿は余り想像できなかったし、実際には永遠に見る機会は失われてしまった…。

対して、私は幼少期から猫背で、母からいつも背中を叩かれ、「猫背だよ!」と注意されていたが、つい楽な姿勢をとってしまい、いまだになおっていない。しかも、人と目線を合わせるのが苦手なため、いつも下を向いて歩いている。

私が在職中の時、出掛ける際、玄関まで見送りに来てくれていた母。そして、例のごとく背中を叩いて注意して送り出してくれた。あの頃が懐かしくてたまらない。

もう誰も背中を叩いて注意してくれる人は居ない。永遠に失ってしまった。

カートを押すお年寄りを見ると、母もそこまで長生きして欲しかった、と涙を滲ませながら切なく思うのである…。

ゴダイゴのガンダーラ。
私が幼少期に観たドラマ西遊記でかかっていた曲。あの頃は悲しいメロディーだな、と言う印象しか無かった。

でも、大人になってから改めて聴いたら、とても良い歌だと思った。そして、母を亡くして、最近久々に聴いたら、泣けて泣けて仕方ない。

母は今、ガンダーラに居るのかな…。私も命が尽きたらそこに行きたい。母が居ない今の寂しく悲しく空虚な人生が終わる時、母とまた会えるならガンダーラに行きたい、とこの曲を聴きながら、切望するのである…。


ゴダイゴ ガンダーラ
作詞:山上路夫/奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ

そこに行けば
どんな夢も かなうというよ
誰もみな行きたがるが
遥かな世界
その国の名は ガンダーラ
何処かにある ユートピア
どうしたら行けるのだろう
教えて欲しい
In Gandhara,Gandhara
They say it was in India
Gandhara,Gandhara
愛の国 Gandhara

生きることの
苦しみさえ 消えるというよ
旅立った人はいるが
あまりに遠い
自由なその ガンダーラ
素晴しい ユートピア
心の中に生きる
幻なのか
In Gandhara,Gandhara
They say it was in India
Gandhara,Gandhara
愛の国 Gandhara