毎日の自転車こぎのおかげで
良い筋肉が付いた。
激務を一人でこなし、
家のことも子供のこともやったから、痩せた。
忙しいからと、子供のことを
おろそかにするのが嫌だった。
その分、彼のことをどんどん放っていった。
会社で一緒に頑張ってくれる
子供との時間を大切にした。
それでも普通の生活を
させてあげられないことに気持ちは焦っていた。
スタッフを入れることさえ考えられないほどだった。
一から教えることすら、無駄な時間に思えたから。
そんな時、彼はますます仕事をしなくなった。
悩んでいるようでもあった。
家でも、ボーっとしていることが多かった。
彼は、「その人」が仕事をしてくれるので時間もあった。
病気という大義を振り回しすぎて、
暇を持て余していたのだろう。
彼もここで仕事に励んでいれば何かが違っていたのに。
