私はバイトを辞めた。
社員でもないのに、
私に対して店長の要求は高くなり、
時給に合わないものだった。
他のバイト仲間に迷惑をかけないように
開店から店長と二人きりの時に
すっぽかして、行かなくなるという
辞表的行動に出た。
あとから仲間に聞いたところ、
ランチ隊が出勤するまで店長は
キッチンとフロアのカウンターを
乗り越えて行き来し、
一人ですべて対応していたらしい。
さすが店長だと思った。
そして、ザマーミロとスッキリした。
暇になった私が彼のアパートに入り浸るようになると
私は家族からは無視されるようになった。
家に帰った時、会話はなく
すぐにアパートに逃げ帰ったりしていた。
たまたま家に帰った時、
玄関でバッタリ母親に会ったときは
まだ家にいる身で、いいかげんにしなさい。
あんたのことは、はれもののように
扱わなくちゃならない。
そんなようなことを言われた。
あまりのショックでよく覚えていない。
でもこのとき、頭にひらめきが起きた。
