彼は元気だった。


20代なら当たり前のことかもしれないが、


仕事にも、遊びにも、その他とても行動的だった。


私はおとなしい方で、


本を読んだり、テレビを見たりすることが好きだった。


まったく違うタイプの彼がうらやましく、


また、たくましく見えた。


元気な彼から、元気をもらっていた。




彼との生活は新しい刺激があり


とても充実していた。


そんな時、彼が指輪をくれた。


婚約指輪みたいなものだよ。


そういって左手の薬指にはめてくれた。


結婚できたらいいねと、話したことはあるけど


実際に彼が本気だということを確信できた。


心臓はドキドキして、自然に笑顔になっていた。




   さいかのブログ ~私はこうして殺された~-4-3


この指輪の意味すらわからなかった。