ついこのあいだまでの平凡が、
こんなにいきくるしいいまになるなんて
くるり
の奇跡、という曲を
いつもひそかな希望があるときひきだしてみる。
「神様ほんのすこしだけ
絵に書いたようなしあわせを
分けてくれるその日まで
どうか涙を溜めていて」
周りばかり気にする自分がいて
何言われているかほっていけない自分も
いて
ただ、うぬぼれなだけで
そんなじぶんみたいなのがいやなんだ。
ついこのあいだまで笑っていて
ついこのあいだまでともだちだった
あああ馬鹿だったな。
もうすこしたいせつにしていたならば。