娘はちょっとで済んだけれど、私にはダメージが大きかったのかな。
あまりの苦しさに、食べ放題で調子に乗ったことを深く深く反省
救急外来へ到着すると、痛がる私にすぐ鎮静剤の投与がされました。
『 ゆうまさん、痛みは落ち着いてきましたか?
いま使っているのは腸に対して効くお薬なので、もし痛みが落ち着いてきたのなら原因は腸です。
違えば他の原因を探しますね 』
担当してくださった当直先生が言う。
お腹を抱えるほどの痛みは少しずつ落ちついてきました。
と思ったらふたたび襲ってきた嘔気、そしてベッドに横たわったまま3度目の嘔吐。
CT撮ります、と当直先生。
慣れた手つきの看護師さんは夜の静かな病院を絶妙なベッドコントロール?でスイスイと運んでくれました。
撮影を終え、当直先生から告げられた診断は
イレウスでした。
『 最近キノコや固い野菜など繊維質の多いものは食べましたか? 』
ごめんなさい、その類は日常的に食べてます。
そして食べ放題のことは恥ずかしくて言うことが出来ませんでした。
っていうか・・イレウスだったのか。
『 いまCTを見たところ腸の中が水浸しでジャブジャブな状態です。
その内容物を取るため、鼻から胃管というチューブを入れます。
もしそれで改善がされなければ、ちょっと大変なんですけどイレウス管という太い管に替えていきますね 』
するとニュルニュルと鼻に入ってきた管、喉を通過する時はすこし違和感があったけれど、ぶじ胃の中に収まりました。
そしてこのまま入院が決定。
『 ではここから外科へバトンタッチしますね、私はここで、お大事に 』
当直先生の的確な処置のおかげで、あっという間に楽になりました。
本当にありがとうございました
後から知ったのですが、この日の当直先生は消化器内科の先生でした。
病棟に運ばれたのが深夜2時ごろ、
体温 38.7℃ 。
点滴には輸液、抗生剤が加わります。
絶飲食で胃管は3日ほど留置の予定。
これで良くならなければイレウス管になるって、先生言ってた!
( ごっついやつを想像・・・ )
やだな、それは
そんなことや仕事のこと、いろいろ考えていたのだけれど、痛みと戦って疲れたのか、あっという間に入眠。
春休みの楽しみにしていた食べ放題から一転、入院生活が始まってしまいました。
つづく