小原編集長の講義のあと、
ロールモデルの選出
誰がどなたを担当するか
アポの取り方など、さまざまな状況を想定し
メンバー全員で打ち合わせを続けた。
なんと言っても、大変お忙しい方々をつかまえて
お話をうかがうのである。
「もう、打ち合わせしなくていいかも」と言っていても
念のため、と集まると、また次々に疑問が飛び交う。
その繰り返し。
そしてとうとう「あとは、始まってみないと分からんね」
この言葉に全員がうなずき、その場でアポ取りが始まった。
10名のロールモデルを4名が取材する。
記者2名はモデル3名ずつを
残りの記者2名はモデル2名ずつを担当する。
メイン担当者には、その日、都合がいいメンバーが
『サブ』として付き添うことになった。
私は3名、担当。
まず、おひとりめ。
指定された番号に連絡するが、留守電。
(想像の域を超えた、お忙しさに違いない・・・)
と思っていると、数時間後、折り返しお電話をいただく。
やはり、ロールモデルになる方は、懐の大きさが違う。
ありがたいことに「明日なら会えます」とのこと。
いきなりで驚いたが、これを逃すと、
いつお会いできるか分からない。
時間と場所を約束し、サブメンバーも緊急募集して臨む。
当日、突然の取材実現のため
こじゃれたカフェで待ち合わせということもできなかった。
それが心残り。
早めに行って、自分なりに準備してきた
参考資料に目を通す。
気を落ち着かせようとしてもムリっ!
頭に入らない。文字は見るけど、眺めているだけ。
手のひらに、じんわり汗が。
サブメンバーと「緊張するね」と言いながら、言葉すくな。
そして、とうとう、記者としての私の初取材
このプロジェクトとしても、初のロールモデルの方が登場。
始まってしまった。足がガクガクする・・
「笑顔で話しかけてくる人には、笑顔でこたえてしまうもの」と
信じているので、ひきつりながら、
とにかく笑顔で話しかける。
先ほども触れたが、ロールモデルは懐も器も大きかった。
既に、たくさんの媒体から取材を受け、慣れておられるのか
こちらがあまり質問しなくても
聞きたいこと、知りたいことを
出し惜しみせず、話してくださった。
公開していないプライベートなことも、
すごく気さくに語ってくださる。
そのお気持ちが、とても嬉しかった。
冊子のための写真撮影をお願いすると
また快諾していただき、別日の約束を交わす。
2日後、デパートで行われた「フェア」にて
出店されているところをお邪魔し、
写真撮影、確認事項などを含め
少しお話させていただいた。
普段の生活では
まず、お知り合いになることも
気軽に長時間お話することも、できない方たち。
今後、味わうことのできない冊子つくりが、始まった。
(Y)