基本は在宅。

時間を作って、パソコンの前に座る。

「いつでもできる」ってことは

24時間営業ってことと同じ。


記者同士の情報交換は、メーリングリストとドロップボックス。

スケジュール表を作成し、それぞれの予定を簡単に記入していく。

サブとして取材に同行する場合や、

打ち合わせの日程を決めるときに役立つ。

このように、目に見えない作業も多い。


この事業に参加するために集合し、

「はじめまして」と挨拶した私たちだが

私生活の情報やメンタルな部分も含め、

たくさんのことを話し合い、共有した。




取材内容を文章にする前に、決めておくことも多数ある。

まずは、文字数。

どのくらいの量を必要とするのか、見当がつかない。

そのためには、冊子のレイアウトを決めると、

おのずと文字数も見えてくる。


じゃ、レイアウトってどうする?

・・・と、どんどん逆算していくと、

話し合いは、冊子のサイズからスタートした。


4サイズにするか?それとも、B5サイズ?

ページ数は?目次は入れられる?

記事は、ロールモデルさんおひとりが、何ページ分?

写真は何枚?用紙の質は?などなど。

冊子を作ると一言で言っても

みなで決めなければならないことが、山積み!

救われたのは、記者たちの好みが似ていたこと。

多数決をとっても、満場一致のことが多かった(笑)


大切なことは、文字数だけではない。

文章の書き方も、そう。

国語の時間に習った、作文の書き方とは全然違うのである。

たとえば、かぎかっこの使い方。

「スウィッチ。」

こんな感じで、文のあとに句点をつけてから、

かぎかっこをつけるように習った。

が、違うらしい。

「スウィッチ」。

記事にすると、こうなる。

いろんなルールがあって、おもしろい。


改めて、普段何気なく使っている言葉が、

いかにうろ覚えで適当であるか。

日本語がとても難しく、かつ素晴らしく美しい言語であるか。

再認識と再確認の日々である。


                              (Y)