switchのメンバーでブログを始めるにあたり、

いろいろ考えました。


誰が、どういう思いで、

このプロジェクトに関わったのかを書かないと

これから作る冊子も

このブログ自体も

読んでくださる方に伝わらないんじゃないか、と。


それで「今の心境」だけでもと、

『講義2回目』を担当した時

付け加えましたが、どうもフライングだったようです。



あらためまして・・

松山市内在住の40代。中学3年生と小学5年生の母。

単身赴任10年の夫は不定休です。



販売、接客業を中心に働いてきた私は

子どもにあまり手がかからなくなった時、焦りました。


働きたくても、資格がない。


下の娘が幼稚園に入園し

昼間、少しだけ時間ができるようになって、

通信教育で勉強したこともあります。


ワーキングマザーに向けて

私のエンジンがかかり出したころ、息子に言われた一言。


「普段お父さんがおらんのに、お母さんまで働かんといて」


大人の事情を、だいぶ理解してきた年加減でした。

働きに出ようと、準備を日々着々としている母の姿を

息子はどのような気持ちで見ていたのでしょう。


息子の言葉は、私の心を貫通しました。



それから、気持ちを切り替えました。


子どもと共に暮らす時間は、ほんの少し。

自分の時間も大切だけど、

望んで「親」になったのだから

巣立つまで、できるだけ一緒に過ごそう。と。





時を同じくして、私の持病が発覚します。


この病気の症状を、

フルマラソンを完走した状態に似ていると

例える人もいます。


心拍数は上がりっぱなし、発汗の量は尋常ではなく

階段を登るだけで息切れします。


通院生活も始まり、子ども達を学校や幼稚園に見送り

最低限の家事をすると、横になりました。


夫は普段、いないため

私が寝込むと、心配する子ども達を慰めてくれたり

翌日の学校の準備を、手伝ってくれる者はいません。


できるだけ子ども達には、

つらそうな顔を見せないことを心がけました。





そんな状態ですから、働きに出ることなど

夢のまた夢になったのです。



「仕事と育児の両立」で悩む方もいれば


いろいろな事情で

「働けない」しか、選択肢がない人もいます。




数年が経ち、子ども達も大きくなり

持病も投薬治療を継続しながらも、落ち着いてきて

「今度こそ!」と、就職活動に力を入れました。


一週間後に初出社を控えた、ある日

健診を受けようと、軽い気持ちで門をくぐった婦人科で、

急遽、MRI検査と手術を勧められます。



今度ばかりは立ち直れないほどの、挫折感。

努力をしても、病気がすべてをさらってしまいます。



誰にでも

つらい事も、思い通りにならないことも、たくさんあります。


きっとその時期、その試練が

私には必要だったのでしょう。





こんな私ですが、悲観にくれているばかりではありません。


できることを探して

さまざまなボランティアに参加してきました。


特に、子育て支援。

子育てで大変な、お母さん達の気持ちが分かるから

少しでもお役に立てれば・・・


子どもの笑顔は、周囲の人も笑顔にします。



そこで親しくなった方を通して

このプロジェクトに誘っていただきました。







働きたくても、働けない方への

メッセージのようになってしまいました。


前回の自己紹介の内容では

私が働いていないのは、単身赴任の夫のせいだと

言い訳をしているようで

うそをついているようで

ずっと、気持ちが悪かったのです。





switchメンバーは、最高です。


同じ志を持つ人が集まると、

こんなにも素晴らしい力が発揮されるんだと

驚きの連続です。


助け合うことの大切さを知り

母親としての経験からくる、いたわりの心を持つ

みんな、素敵な同志です。











新しいことに挑戦する、母の姿を見て

子ども達が何かを感じてくれたら、

こんなに嬉しいことはないでしょう。



そして

女性たちの「勇気ある一歩」のために、

何か、お手伝いができれば・・と、思います。



                          (Y)