現、楽天イーグルスの監督である野村克也監督の著書



彼は過去に



ヤクルトスワローズ


阪神タイガースの監督を務めていたことがある




今の楽天にしろ



昔、監督をしたチームにしろ



いずれも弱小と呼ばれていたチームだった




なぜ、彼がそのようなチームの監督を請け負うのか?






それは



彼が「野村再生工場」だからである






では



なぜ彼がそのよな異名をとることになったのか?





「才能とは頭脳に埋め込まれた情報である


人間は目に見えない能力を持っている。そして、それをフルに使うことでいい仕事ができる。私はこの言葉を常に噛み締め、野球をしてきたのである。」



彼の言う「目に見えない能力」とは





野球においてはデータであったり



心の持ち方であった





先天的にもっている才能の差



それは運と言っても過言ではないのかもしれない






だからと言って



その差は全てではないのだ





何をもってして補うのか?



どうやったら自分より強い選手に付け入って自分の流れを掴めるのか?





やりようなんていくらでもあるものだ



少しずつでも頭に入れて



その情報が血となり肉となり



新たな才能となる






弱いチームを率いて日本一まで上り詰めてしまう男



彼は現野球界において最高峰に位置する監督なのは間違いない





彼が築いたものがいかに今の日本球界に影響を与えているのか



「無形の力」と呼ばれるものが





おもしろすぎて1日で読破してしまった