夏休みの夜、ぼくは庭で寝転んで星を見ていた。

 

空にはたくさんの星がきらきらと輝いていて、まるで宝石箱をひっくり返したみたいだったびっくり

 

そんな中、ふと、遠い昔の人々もこんな星空を見ていたんだろうなと思った。

特に、マヤ文明の人々のことを。

 

 

 

 

マヤって知ってる?

中央アメリカに昔、大きな文明を築いた人々のこと。彼らは、今のメキシコやグアテマラに住んでいたんだ。大きなピラミッドを作ったり、美しい絵を描いたりしていた。

 

でも、ぼくが今、興味を持っているのは、彼らの「マヤ歴」。これは、マヤの人々が使っていたカレンダーのこと。今、私たちが使っているカレンダーとはちょっと違って、とてもユニークなものだったんだ。

 

 

マヤ歴

マヤ歴には、260日の「ツォルキン」というカレンダーと、365日の「ハアブ」というカレンダーがあった。ツォルキンは、宗教的な行事や祭りに使われ、ハアブは、日常の生活や農業に使われていたんだ。

 

この2つのカレンダーは、同時に進んでいくようになっている。そして、260日と365日が一緒になる特別な日が来ると、大きな祭りが行われたりしたんだよ。

 

 

長期暦

マヤ歴の中で一番すごいのは、長期暦というもの。これは、約5125年という、とても長い時間を数えるカレンダーなんだ。2012年に、この長期暦が一周して、新しいサイクルが始まると、世界中で大きな話題になった。

 

 

 

 

 

ぼくは、夏の夜空を見ながら、マヤの人々がどんな気持ちで星を見ていたのか、どんな祭りをしたのか、想像してみた。

 

彼らも、きっと、星に願い事をしたり、星座を探したりしていたんだろうな。

 

この夏、ぼくはマヤ歴についてもっと知りたいと思った。そして、次の日、図書館でマヤに関する本をたくさん借りてきた。夏休みの宿題もあるけど、マヤの世界に旅をするのも、とても楽しみになった。

 

夏の夜空は、遠い昔の物語や冒険を思い出させてくれる。みんなも、夜空を見ながら、遠い国や昔の人々のことを想像してみてね。