チェスキー・クルムロフを後にして、フランクフルトに帰る予定の最終日でございます このまま、まっすぐ帰るだけでは勿体無い と、我が家の欲張りツアーコンダクターは、寄り道も計画しておきました

雪原の中を、走ります
 
あら、お馬さん 
 
そして森 下は、雪が積もって凍結してます~ 
 

と、そうこうしているうちに、目的地に到着 南ボヘミア地方に特有のフォーク・バロック様式の家並みがまとまって残っていることで、歴史的集落保存地区として世界遺産に登録されています。
壁面は明るい白やクリーム色を基本として、動植物などをモチーフとしてピンク、黄色、赤色や青色などで綺麗に装飾された、可愛い家が広場を囲む形で並んでいます   
 
 
 
下の黄色い教会が、村の中心。
 
一般の家族が住む家として使われており、この可愛らしい家で日常生活が営まれているわけなんですね 
 
雪が積もって屋根が白いので、雲に覆われた空と同化しちゃってるのが残念 ほとんどの家は、濃い朱色の屋根なので、明るい青い空に、切り妻屋根の朱色と、パステルカラーを基調とした可愛いバロック様式の家が並ぶ姿が見たかったぁ 
 
でも、白い雪に覆われた姿も、これはこれで、違った魅力がありますね 
 
 
 
本当に、ずらりと並ぶ姿もかわいいけれど、一つ一つの家もまた、可愛い 形や、飾りや色などが、ぞれぞれ異なっているのに、それでも統一感もあり 
 
この飾り、都会から花嫁を迎えるために施された、ということらしいですよ 
 
似たような写真だけど、可愛さがそれぞれ違って、どうしても沢山の写真を撮ってしまいます うまく撮れなくて悔しいなぁ、もっと可愛いんだけど 
 
広場の向こうに並ぶ家々、そして並木が絵はがき見たいだ、と思います 
 
 
 
本当に小さな村なので、滞在時間は1時間も無かったと思いますが。でも、とっても可愛い村を眺め、散歩することができて、満足しました 

さて、ホラショヴィチェを後にして、まだ時間的には余裕があるよ ってことで、もう一箇所、寄り道を ホラショヴィツェ村の北西10kmほどにネトリツェという町があります。 目的地の正確な場所がよくわからなかったので、まずはその町に行ってみました。美術館とか、なんだろ、市庁舎かなぁ なんだかわからないけど、写真撮ってみた
 
 
インフォメーションで情報入手して、出発 町の西の郊外2kmにある、16世紀後半に建てられたイタリア・ルネッサンス様式のクラトフヴィーレ城 正面の門には高い塔が 
 
周りは堀と塀に囲まれています。
 
中に入って、塀を内側から見たところ。イタリア風のフレスコ画が綺麗です。
 
城壁の内側には、さらに堀があって、その堀に城館と庭園が取り囲まれていました。このお城も、だまし絵風の、スグラフィット装飾がふんだんに施されています 
 
 
庭園は幾何学模様に植物が植えられており、全てが完璧な左右対称を基本とする美しいイタリア・ルネッサンス様式が見事です 雪の積もった庭園を、「他の人の足跡がない~ 」と、嬉しそうに歩く人が、、、 
 
 
他にも、数家族が雪の中、公園の散歩風 な感じで、訪れておりました。
 
立ち去る前に、もう一度、少し離れた場所から眺めたところです 
 

 帰りに、ドイツ国境近くにあったレストランで、遅めの昼食を 
 
暖炉が燃えておりました
 
チェコのお料理として、ハンガリーから来たグラーシュが定番としてよく紹介されていますので、最後はグラーシュで はっきり言って、このへんのお料理って、ドイツ料理と大して代わり映えしない、とも言えるのですが でも、生玉ねぎが添えてあったりとかは、スロヴェニアでもよくあったけど、中欧・東欧の定番なのかな。付け合わせも、クネドリーキという定番で、そこもドイツとの違いかしら このグラーシュ、かなりスパイスが効いていて、そこもドイツのグーラッシュとは違う 最後にチェコを満喫、大満足でした 
  

たった2泊3日の旅行でしたが、お気に入りのチェコの、魅力を沢山感じることが出来て、満足いたしました