12月18日(火)は、既に帰国してしまったMさんが、ドイツを懐かしんで遊びにこられたので、一緒にお出かけする約束をした日 二人で、どこかのクリスマスマルクトに出かけようよ~、と、ウキウキ計画を立てておりました

無事に落ち合い、中央駅からヘッセンチケットを使って『Marburg』へ 二人とも、行ったことがありますが、とってもお気に入りの町です。
到着して、駅前の通りなどを歩いている時点で、お洋服のお店などにひっかかったりはしましたが とりあえず、買い物はおいておいて、まずはエリーザベト教会へ マルクト広場でクリスマスマルクトが開かれていると思っていましたが、嬉しい予想外、教会の周りにもマルクトが出ていました
 
木製の、なかなか立派で可愛らしいクリスマスピラミッドがありました。
 
エリーザベト教会の入口扉の彫刻と、扉の雰囲気はとても素敵です。今日は、マルクト屋台が周りにあるために、賑やか 
 
屋根の木彫りの飾りも、なかなか立派です。小さな町の小さなマルクトだ、と思っていたのに、意外と立派なお店が出てるものですわ~ 
 
Mさん、日本に帰ると、ドイツのWurst(ソーセージ)が、とってもとっても 懐かしくて、凄く食べたくなる、と力説されておりました さっそく、ご待望のものを食しましょう 私は焼きソーセージ、彼女はカリーブルストを
 
やっぱり、エリーザベト教会は、中ももう一度、拝見しておきたくて入りました。祭壇の向こう側に、もう一つの祭壇がある空間、エリーザベトの生涯を描いたステンドグラスを通した光が美しく、神秘的な空間に見えます。
 
キリスト像の上には、クリスマスシーズンなのでベツレヘムの星が輝いています。両側のツリーは、ライト設置作業中、途中までしかついてなくて、ちょっと残念 
 
教会を手にした聖エリーザベトの像。前回訪れたとき、この写真はピンボケだったので、今回ちゃんと撮れたのは嬉しい 
 

さて、教会を出まして、マルクト広場に向かいます ちょっとした上り坂になっているのですが、グリム兄弟が大学に通ったということでメルヘン街道の一部であるこの町、所々にグリム童話にまつわるものが飾ってあるのですが。これ、けっこうリアルで可愛げのない きっと「狼と7匹の子ヤギ」  でしょうね 
 
Marburgの焼き物を取り扱っているお店 ディスプレイや看板なども可愛くて、入口の上にある、タイルも素敵です
 
なんて、町歩きを楽しんでいたら、「あ、これ可愛い」って、目に付くお洋服を発見 女同士ですねぇ~ 結局、ウキウキと二人でお店で物色し、それぞれ一枚ずつ、フェルト生地のジャンバースカートを購入してしまいました 

広場に向けて歩いていく街並みは、木組みの家が沢山残っている、中世ドイツの雰囲気があふれるもの。クリスマスの飾りが映えています
 
マルクト広場に出ました、市庁舎はルネサンス様式で、時計が素敵で存在感があります 
  
 
市庁舎の建物と、その両側の建物の窓を使って、アドヴェントカレンダーが設置されているようでした 
市庁舎の左側の建物、外壁にオブジェがあるんだけど、、、虫 すごいかもしれないけど、ちょっと気持ち悪いと思ってしまったのでした、、、 
 
泉(噴水)もデコレーションされてますね 
 

さて、本日の大きなお目当て。。。それは 以前、訪れた際に、ケーキ購入を諦めた老舗カフェにて、ケーキをいただくこと 迷った挙句に、断腸の思いで(笑)諦めたのですが、あとから「さすが老舗で美味しかった」という評判を聞きまして、「次に行ったときには、絶対に食べよう 」と、固く決意していたのです (なぜここまで、気合が、、、 )
 
とっても美味しそうなケーキが並んでいて、目移りしましたが。ドイツの老舗カフェということで、いかにもドイツ、なケーキにしてみました 私は、リンゴのシュトロイゼルタルトに生クリームを添えて Mさんは、プラムので生クリームは無し。この差が、、、 
 
実際に、ここまでタップリとクリーム載せてくれるとは、予想外だったのですけど 半分くらいはクリームを残しましたが、でも、ドイツのケーキはとっても生クリームと合います 生クリームに甘味がないので、ケーキの甘さを抑えるのに一役かっているのですよ 
窓際のコーナー席、という、とっても良いお席に座ることができました 大学教会のすぐ隣なんですね。
 

楽しいお茶タイムを終えて、再び、マルクト広場へ戻ります その町並みは、本当に美しいなぁ 
 
まだ16時前だというのに、日の短いドイツ、既に薄暗くなってまいりまして、出店の灯りがとても暖かそうに見えます 
 
市庁舎と、クリスマスツリー 
 
駅に向かって、再びエリーザベト教会の前を通りました。クリスマスピラミッドも、より一層、輝きを増しておりました 
 

この日の解散は、ちょっと早めに。実は、11月末からここまでのマルクト三昧とパリ旅行という、お出かけ予定ぎっしりの無謀なスケジュールで遊び倒していた私。身体が悲鳴をあげ、結果、貴重な第3アドベントの週末を寝込んで過ごす という、悲しい状況になっておりました。・・・楽しいことでも、無理はいけません 寝てれば治るだろう、と思っていたのに、3日間ベッドにいても熱が下がらず、「このままだと、Mさんに会えないかも 」と悲観的な気持ちになっておりましたが、このチャンスを逃すと、次はいつ会えるかわからない という危機感から、身体が頑張りを見せて、無事にお出かけ可能な体調に戻りました いやぁ、良かった Mさん、当日の朝まで、約束がはっきりできず、バタバタさせてごめんなさいね 本当に楽しかったです、会えて良かった どうもありがとう

そして私、楽しくても休養も必要、ということをちゃんと教訓にせねば、、、 と、しみじみ反省 したのでした