やってまいりました、12月1日(土)、第一アドヴェントの週末です この時期の週末は、だんな様とガッツリとクリスマスマルクト巡りするぞ~ ってことで、どこに行こうか・・・と、日々、色んな条件を比較検討して選んだのは。グリム童話刊行200周年を記念して、例年以上に気合が入っているらしい、メルヘン街道の街Kassel Kasselまで行くついでに、その近くにある他の場所をハシゴしよう ということで、、、

まずは、574戸も木組みの家が立ち並ぶ美しい町、Hann.Mündenへ
町に入る前に、近くの山の上に建つ塔「ティリーシャンツェ」からの景色が素晴らしいということで、そこからの眺めを是非見ておかなくちゃ
旧市街と周囲の森が一望できました 良い景色でした
 
この景色が見える塔までは、そこに続く山道の入口までしか車が入れないため、落ち葉とうっすら雪が積もった山道を、少し登りました 
 
塔の高さは25m、登ることもできますが、、、我々は、足元の展望台からの眺めで満足しました 
 
さて、景色を堪能したあとは、町に行ってみましょう 町のハズレにあった、なんだろ トンガリ屋根の石造りの建物。  
 
どの路地も木組みの家が立ち並ぶ町 中心に向かって歩くと、すぐに聖ブラジウス教会があり、その前の広場でクリスマスマルクトが開かれてました 
 
お店の小屋も、木組み風装飾で、町のイメージを壊さないようにしてるんですねぇ
 
とりあえず、何か食べてみよう ってことで、マッシュルームを炒めたのにハーブソースをかけたものと、野菜と豚肉をスパイシーなソースで炒めたものにガーリックソースをかけたものを うんうん、美味しい
 
広場には小さなメリーゴーランド。周りは木組みの家々です、どうやって撮っても絵になるなぁ
  
 
 
さてさて、町をちょっと歩いてみましょう 
 
市庁舎です。この前の広場にも、大きなもみの木は設置されているのだけれど、、、まだ飾りはなし、いずれされるのだろうか 
 
メインストリート沿い、一階部分はお店になってる建物が多いですが、日時計がある建物も 
 
そして、窓とその周りの装飾が、とても可愛い 
 
ヴェルフェン城。1501年に建てられたらしい。図書館と博物館として利用されているそうです。
 
さて、そろそろ、次に行きましょうかね、、、最後に、この町に昔住んでいた、「鉄ひげ博士」というお医者様の像を見て、Kasselに向いましょう 
 

Kasselのクリスマスマルクトのテーマは、「メルヘン」 この写真にも、「MÄRCHEN WEIHNACHTSMARKT」と描いてある囲いが見えますね まずはフリードリヒ広場のマルクトです。
 
 
大きなアドヴェントカレンダーが設置されたステージがあって、サンタクロースが子供たちの質問に答える、というようなコーナーが開催されてました。
 
ここは観覧車 のあるマルクト会場で、他に大きな会場があと二つあるはず 
 
食べたことがないもの、遭遇。Zwiebelkuchen(玉ねぎケーキ)。行列が出来て、沢山の人が買っていたので、人気なのかなと思って、買ってみました 甘くないですよ、ベーコンみたいなハムが入って、おかず味です 美味しかったけど、期待していたほどには美味しくなかった、という複雑な感想 でも、好きな味ですよ 
 
とりあえず市庁舎前に行ってみた。入口の所、なんか凄い。幕で建物にアドヴェントカレンダーとツリーを描いてるんだけど、一見すると建物とちゃんと一体化してる 色味とか、よくこんなにピッタリ合うな、と、妙な感心をしてしまいました 
 
さあ、そして。お目当てのものがある、ケーニヒ広場へ そう、こちら、「世界最大のメルヘンピラミッド」 ピラミッドの各階は、グリム童話が再現されているのです 
 
ちなみに、こんな風にお店の屋根に載っかる形です 周囲の人の多さ、本当に賑わってますよねぇ 
 
この広場には、大きなツリーも立っています 
 
暗くなったところも見たいよね 何か食べる前に、ちょっと歩いて マルティン教会です。
 
 
一際賑わう、山小屋風のお店で、食べるものを購入 
 
大きな焼きソーセージと、ギリシャ料理のギロ(Gyro)がなぜかありまして、お肉とお野菜を一緒に混ぜたものをハーブソースをかけて。凄いボリュームだった 
 
さて、暗くなってきまして、ピラミッドやツリー、そしてお店の電飾が輝きを増してきます 
 
 
そろそろ、もう一度、最初に覗いたマルクトを見て、帰りましょうかね。
ケーニヒ広場と市庁舎の前を結ぶオーバレケーニヒ通りは、トラムの線路が走っているのですが、全て歩行者天国になっていて、クリスマス飾りがとっても華やか  
 
 
最初に訪れたマルクト。明るい時間はついていなかった電飾が輝き、観覧車も夜空にくっきりと浮かび上がって、綺麗です 
 
 
 
Kasselは、割と大きな街で、マルクトの規模も大きく、街全体の装飾がとても綺麗でした でも、私は、木組みの建物が石畳の通りに並ぶ旧市街があるような、小さな町のマルクトの雰囲気も、捨てがたいなぁ 
Staatstheaterで、Kunsthandwerkermarkt(手工芸市場)なるものが開かれていて、のぞいてみました。クリスマスマルクトのある場所で、よく開催されてるような気がしますが、ここのは大規模だったなぁ。結局買わなかったけど、沢山の作家さんの作品を見るのは、とても楽しいです

19時ごろにフランクフルトに戻ってきました。前日、Oberurselのクリスマスマルクトにて食べた串焼きが美味しく、だんな様きっと好きだろうな、、、と思っていた私。前の年に行って、素敵だったこともあり、「まだやってるよ、あなたも一応、行っておく 」と聞いたら、「せっかくだから、行っておこうか 」と乗り気のだんな様。ってことで。
再び、Oberurselにも寄りました この幻想的な雰囲気、やっぱり素敵よね 
  
 

こうして第一アドヴェントの週末、楽しいマルクト巡りができました