さて、3日目は大晦日 ですが、日中は普通に観光計画 前日のゴールデンサークルが、期待以上であっただけに、この日もウキウキ、楽しみに出発 南海岸探訪ツアー、朝のピックアップは8:30、ホテルへの帰着は19:00予定の、またもや楽ちんツアーなのですよ 前日に参加して、ある意味「力の抜きどころ」も知った私たち。つまり、移動中の暗いうちは、寝ててもOKなのでは という、、、

下の写真、拡大してもらえば、わかるかな アイスランドで最も大きな島が、平原の向こう、海に浮かんでいるのが見えているのです 窓の外が、ピンクの朝焼けに染まってます って言っても、これで11時過ぎくらいですが
 
このツアー、移動時間がけっこう長いわけですが、バスの車窓から見る景色もまた、素晴らしいのですよ スイスの登山鉄道とか、ノルウェーのフィヨルドとかと同じかな、移動中も景色を楽しむ観光なんですね 南海岸の方は、火山活動が活発で、噴火のために空港が閉鎖された2010年のことを思い出しますが。火山活動によって出来た自然の地形や、地熱によって気温は非常に低く、水は凍っているのに雪がない光景が見られます。下の写真、水面に空が映って、なんて綺麗なのかしら 
 
とはいえ、窓ガラスが汚れてたり、反対側はなかなか撮りにくかったりして、なかなか、写真にてその素晴らしさをお伝えするのは困難なのですが 目で見る分には、バスの前方、そして左右と非常に窓が大きくて、よく見えます 
 

さて、最初のバスから降りての観光 お目当ては、、、
 
こちらの、スコウガフォス 
 
 近づくと、凄い水量で、水しぶきがかかります 

 
下の写真、この右側に上に上がる道が続いていましたが、滝の近くで時間を使ってしまったため、「おいて行かれたら困る 」と思って、登りませんでした。それにしても、岩の形とか色が、独特です 足元にある砂は火山灰。
 
 
さて、バスに乗って出発 したと思ったら、すぐまた停車。
上の滝に到着した時の山と同じ山(笑)でも、陽が射していて、赤く輝いて美しい 同じものでも、太陽の当たり方で全然、色が違うなぁ 
  
スコウガ民族博物館にやってきました。昔の家が残されているエリア。のどかです。
 
建物内に入って、博物館のガイドのお姉さんが説明をしてくれました 
民族衣装や
 
この扉の上に並んでいる、楕円形のもの、、、飾りかと思いきや、靴の中敷なんですって 羊の皮のくつを履き、寒さを防ぐために、毛糸の中敷を入れていたそう 
 
民族楽器だそうです。ここで、博物館の館長さんというおじいちゃまが登場 
 
楽器を弾きながら、歌ってくださいました いつもされるわけではなく、特別ですからラッキーですね、とのこと 
 
このおじいちゃま、このあとも大活躍 羊毛の紡ぎ方の実演で、まずは金属のブラシで羊毛をすいて
 
それから、紡ぎ針を、コマのように回しながら、糸をよっていく様子を実演してくれました。女性はみんな、誰でもこれが出来たんです、というような説明をされ、あと、馬の毛からはこのようなロープ、などの説明も 
 
南海上の島での噴火の記録のお話をしてくださっているところです。
 
船が一艘展示されていて、底が平らなもので、砂浜に乗り上げても横転せず、また押して海に出ていくことができる構造なのだ、という説明だったと思います。
 
他にも、いろいろな展示を、自由に見て回る時間もありましたが、写真は割愛 きりがないので、、、

それから、海岸の方の見どころに
下の写真は、私が撮ったものではなく、Googleの地図上に掲載されてるもの(David Herbergさん撮影)をお借りしてきました 遠目に、バスの中から見たのですけど、遠くてうまく写真に取れなくて
 

Vikという漁師町に向かっている、という説明が。山から海に向かって抜けていく車窓からの写真 
 
海岸までやってきて、バスから降りました。やってきた方を振り返って撮った写真 岩山が見事な景観で、町の小さな教会が写ってます。見えるかな~ 
  
 降りたところ、また凄い風  この日も、朝からず~っと強風で、風きり音は凄いし、バスもしょっちゅう、ハンドルとられてるのがわかる。風速25m/hです、とかガイドさんが説明しながら走ってました。降りると、ほんとその風がモロに 波が高いので、決して海に近づきすぎないように、と、ガイドさん繰り返し注意を促してましたよ。風が強くて、うっかりはまると、波がすごくて危ないよ~、って
ですが、火山灰の黒い砂浜と、白い波、青い空、水平線近くの高さしかない太陽の光、、、美しい  
 
13:30くらいなのに、もう夕方の色合いですよね 岩山が海に入っているその裾野の所、変わった形の岩群が、とても絵になります 
 
少し高台になってる草地にいたのですが、砂浜に降りてみました 綺麗 なのですけど、、、
 
強風で、砂がビシバシ飛んでくる 突風が時々吹くのだけど、本気で顔とかに小石があたって痛い おまけに、風が強すぎて、写真を撮るのに真っ直ぐ立っていられないくらい ・・・降りたことを、ちょっと後悔。いや、岩に向かって、できるだけ近づこうと、距離を歩いたことを後悔、、、 でした、戻りながら 
でも、景色はとっても綺麗です これ、波飛沫が凄いのわかります いかに風が強いか。冬のアイスランドが、こんなに風が強いって知らなかった~ 
 
Vikの町の方にバスで少し戻り、ガソリンスタンドと併設のレストハウスでお食事休憩。ハンバーガー食べました、美味しかった そこの駐車場で撮った写真です 
  
陸地でも、変わった形の岩が、存在感を示していました 
  

再びバスに乗りまして、元きた道をレイキャビク方面に戻っていきます。そのバスの車窓からの景色を何枚か 同じように見えるかもしれませんが、広い平地が耕作地になってたり、山が力強く迫っていたり、特徴的な姿が一際目立っていたり、、、走りながら、外の景色を眺めるのは、見飽きることがありませんでした 
   
  
  
  

そして、次なる停車観光は、氷河 すぐそこに、氷河の端っこが ちゃんとした装備で、ガイドさんとこの氷河の上を歩く、トレッキングアクティビティなんかもあるらしいですよ  何日も居るんなら、やってみたいなぁ ・・・しかし、ここも本当に風が強くて、砂がビシビシ目に入るのが辛かった 
  
氷河の左側にある岩山、夕陽を浴びて、本当に雄々しく綺麗 
  

またまた走りだしまして、次の目的地へ 向かってる途中で、夕陽が沈んでいきます。この時点で、まだ15:10なんですけども  
  
 
  そして、最後のストップは、セリャラントスフォス  だいぶ戻ってきてるのだけど、このへんには雪がありますね 
 
遠目に見ると、細長い1本の滝かと思ったけど、近寄ってみると、薄ーく幅が広い 
 
滝壺の近くまで 夏は、この裏側を歩くことができ、薄い水のヴェールを通して太陽の光を見れる、というようなことを何かで読みましたが。この時期は、裏には入れません なぜかというと、、、凍っていて、危ないから 実際、この細かい水しぶきが飛んでいる辺りは、地面はツルツルで、転ばないように慎重に歩かなくてはならなくて。こんな状態で、滝壺の側に行ったら、落っこちる人続出は間違いありません 
 
バスまで戻り、南側を眺めたところ もう太陽は出ていませんが、名残の明るさで、空の色がとっても綺麗でした 
 
そこから振り返って、もう一度眺めた滝 崖の上から流れ落ちる水、どうしてこんなに心惹かれる景観となるのでしょうね 
 

南海岸探訪ツアーも、ゴールデンサークルツアーに続き、期待を裏切らない、とても充実したものになりました 参加してよかった 自然景観大好きな私たち夫婦、本当に満足しました

さて、ここからホテルに戻りました。その後の大晦日から年越しのスペシャルイベントについては、次の記事にてご紹介いたします