さてさて、5月18日~21日の3泊4日の旅、いよいよ3日目になりました この日は、ヴォスからウルヴィクまでバスで行き、ハダンゲルフィヨルドをクルーズする予定の日です ソグネフィヨルドは通年、観光できますが、ハダンゲルフィヨルドは10月~4月はフェリーが運休するため、5月~9月しか観光できないのです 5月中旬は観光シーズンのはしりになります。

ヴォスに泊まったので、ウルヴィクへのバスの出発時間は10時過ぎとゆっくりで 出発前にヴォスの街を散歩しました。
 
 

さてチェックアウトして、バス停へ。昨日、戻ってきたグドヴァンゲンへ行くバスも数台。ウルヴィクは・・・と思って見ていると、ああ、表示がウルヴィク行きになったバスが さっそく乗り込みます チケットは乗り口で買えましたが、キャッシュのみでカードは不可でした。さて時間が来て出発 ウルヴィクまでの車中は、景色どうなんだろうな~、と思っていたら、、、やっぱり観光地のバスですね、絶景ポイントではバスを停めて写真タイムを確保しつつ進んでくれます
 
 上の滝、遠景からも写真を撮る停車タイムがあったのですが、滝壺のところでは「2分停るよ 」と運転手さん バスから降りて撮影タイムでした~
 
  
停らない場所でも、湖があったり氷河が削った切り立った岩肌がおおー、と思わせてくれたり、移動しながら景色を楽しめて、まだまだ最初なのに写真を選ぶのは一苦労です 
波のない湖面に空や山が映って、ほんとに綺麗 
  
  
ウルヴィクの街がある細長い湾が見える場所に降りてきました。ここは停車ポイントです 
  
このように、停車したら乗客は、絶景ポイント側の窓に集まって写真撮影に夢中ですわ 
  
バスから降りて、船着場はすぐ。これから乗る予定のフェリーがフィヨルドの湾をこちらにやってきました~  すっごい絵になります 
 

ウルヴィクからアイフィヨルドまで約30分のクルーズです。船に乗ってから、船内にて、ウルヴィク~アイフィヨルド~ノールハイムスンという、本日のフェリーのチケットを購入できました ソグネフィヨルドクルーズと比べると、かなり小さめな船ですが、デッキからの眺めはやっぱり素晴らしい
 
アイフィヨルドの港が見えてきました~。豪華客船が泊まっていました 
 

いったんアイフィヨルドで降り、約3時間、ここで過ごす時間があります 同じ船が再び、ウルヴィクを経由してノールハイムスンに向かうクルーズにでるため、この船に戻るつもりなら船に荷物を残して降りることができます アイフィヨルドでの時間、約2時間程度の現地バスツアーに参加することにしました アイフィヨルドまでのフェリーの中で案内があり、船内でツアー参加のチケットを買うことができます。港のすぐそばに、ツアーに出かけるバスが停っていて、乗り込んでから出発 バスがいっぱいになるくらいの人数が参加してました。
まずは『ハダンゲルヴィッタ・ネーチャーセンター(Hardangervidda Nature Center)』へ。
 
ここで、5枚のスクリーンを並べたパノラマスクリーンで、ハダンゲルフィヨルド周辺の自然や街などの映像を見たのだけど、これが割と良かった ヘリコプターで撮影しているので、ちょっと座ってるのにヴァーチャル酔いとかしそうになるけど、迫力のある映像で楽しめました 向かいにあるレストランやお土産物屋さんを覗いたりしながら、再出発時間までを過ごします。センターの近く。タンポポが咲いてて、ヤギがいる牧草地があって、そこにそそり立つU字谷の形状がはっきりとわかる山
 
再び、バスに乗って、ハダンゲルヴィッタ高原に向かって、どんどんと登っていきます 
 
湖に映る空と木、そして山。ああ、美しい 高度が高くなって、雪が残っていますね。
  
高原のホテルのそばに到着 ここで見れるのは、その大きさと勇壮な光景によってノルウェーで最も有名な滝、『Voringsfossen』です 
 
滝もすごいけど、滝が流れ落ちている谷の続いている様が 両側にそそり立つ崖に挟まれた谷川、この地形は氷河の削ったあとなのよねぇ、自然の力はすごいなぁってしみじみ思う、本当に絶景ですよ 
  
ホテルの前の高台から、下方を遥かに眺めると、深い谷が幅広くえぐられている様子が圧巻です。
  
バスに乗って、再びアイフィヨルドの港に向けて降りていきます。あっという間に雪がなくなり、春の景色に。何度もしつこいですけど、両側に迫る山肌、穏やかな湖に映る山と空、タンポポの咲く草原、心洗われる気がする風景です 
  
港に戻ってまいりました~
 
右が私たちがハダンゲルクルーズで乗っている船。左が豪華客船です。遠近法により、手前の船との大きさの差がわかりにくいですが、、、後ろの船、けっこう遠くにありますよ
 
  
さてさて、時間になりまして、再びハダンゲルフィヨルドクルーズです いったん、ウルヴィクに戻ってから、再びノールハイムスンに向けて出発することになります。
説明なんていらないですよね~、なんて美しい景色 ほんとに写真、どれを使うか絞りきれなくてこれでも、厳選したつもりだけど人から見たら同じような写真ばかりなんだろうな、、、
  
  
  
やっぱり、海岸ギリギリの斜面でもヤギがいます
 
船がいると、やっぱり絵になる気がしてシャッターを切ってしまうんですよね~  
  
 ハダンゲルフィヨルドは、フィヨルドの中でも「女性らしい」と形容されるらしいですが、確かに、前日の凛としたシャープな雰囲気と比べて、穏やかな安らぎに満ちた風景のように感じます。
  
りんごやプラム、ダークチェリーなどの果物栽培で有名らしく、季節によっては果樹園の花が咲き乱れる様子が見えるのかな、と思っていたのですが。確かに、海岸沿いの斜面に果物畑が見えるようになってきました(左側斜面)。
  
ただ、花真っ盛りの季節はもう少しあとなのかな 咲いている畑もありますが、全て満開ではないです。でも、緑の草の上に果樹が整然と並んでいる畑は、とても綺麗で牧歌的な雰囲気があり、素敵です。
  
  
  
  
 ノールハイムスンの港がある、小さな湾に入ってきました。ノルウェーの中で最も美しい村と形容される村だそうです。
  
 残念ながら、上陸してから、すぐにベルゲン行きのバスに乗ったので、村を見て回ることはできませんでした。バスはいっぱいになってしまって、数人乗れない人が居たので、早く戻りたい人はさっさとバス停に行ったほうが良さそうです。おそらく、またバスは来るのでしょうが、グドヴァンゲンからヴォスに行くときには、5台くらいバスが待っていたのに比較して、一台やって来ただけでした、、、ソグネフィヨルドの方がよりメジャーなのでしょうね、ハダンゲルフィヨルドはフェリーも小さかったし、日本人は他に一人も見かけなかったです。でも、私は、こちらの牧歌的な雰囲気はとても気に入りました 

このバスも、運転手さんからチケットを買いましたが、キャッシュのみでカードは不可でした。1時間半ほどのドライブですが、やはり景色が楽しめましたよ。ウトウトしちゃって見てないところもありますけど、、、  
 
  

ベルゲンに到着し、再び、駅の隣にある『Grandhotel Terminus』にチェックイン。晩ご飯を食べに、出かけました。港の方とかショッピングストリート、公園の方までぐるっとレストランを探索して回り、結局駅に近いところでお食事になりましたが、食事前の散歩をしたってことで 

選んだのはベトナム料理のお店。竹林がテーマみたいでした。
  
  
やっぱり、海鮮ですよね~、ってことで、エビの甘辛ソースと、海鮮と野菜のオイスターソース炒めをオーダー。甘辛ソースはエビチリみたいなのかと思ったら、予想外にフライでした 
  
でも、とっても美味しかったです オイスターソース炒めは、鉄板で運ばれてきて、目の前でソースをかけて「ジュワーッ」って湯気が立ち上るサービス このソースが、ご飯に合うので、めちゃくちゃご飯をいっぱい食べてしまったのでした 
 
ホテルの部屋から撮った、夜22時の夕焼け。ドイツより2時間くらい明るい時間が長い感覚 6月の夏至近辺は、Bergenも一晩中明るいみたいです。地球って、傾いてるんですね って実感。