4月28日(土)
とっても良いお天気で、4月に入ってなぜだか寒くなっていたフランクフルトも、ぐっと温かくなりました
(・・・っていうか、いきなり26度とかになってるので、びっくりです)
週の中頃から、天気予報を見て、「せっかくの良いお天気、どこかへお出かけしたいわ
」 と思っていた私。だんな様は、前日、飲みで遅かったこともあり、起きてきたのは11時45分と、昼食の時間でしたが、、、、、「1時間ちょっとぐらいの場所へ行ってみようよ」と誘ってお出かけしました
向かった先は、150kmほど南にある、『Reichsburg Trifels(トライフェル城)』です
ここは、以前、歴史教室の内容について触れた記事(←リンク)で書いた、『神聖ローマ帝国皇帝の象徴の宝物』に関わる場所
として習った3箇所のうち、1箇所
既に訪れた1箇所目、オーストリアのウィーンで見た(←リンク)宝物(王宮博物館蔵)が、プラハのカールシュタイン城に移されるまで置いてあった場所、ということでそのレプリカがあるはずです
一度行きたいと思っていたので、この好天のお出かけにピッタリ
とウキウキと出かけました
約1時間半のドライブで、到着
岩山の上に建っているので、近くまで山道を登ってくるのですが、最後は少し駐車場から歩いて上がります
さあ、あの岩盤の上に建つお城を目指してGo

急坂なので道はつづら折りになって続いています。左側に下段の道が見えますけど、これを上がってきて、ヘアピンカーブを曲がって上段の道を次のカーブまで、とせっせと登りますよ
でも、緑がとっても気持ちが良い
薄着でちょうど良くて、いい季節にきたな~、ってしみじみ満足
最初の写真の、切り立った岩盤部分の下側まできました
ロッククライミングに取り組んでいる人たちがいました

岩をぐるっと回って、さあ、近づいてきましたよ~

最初にくぐる門も、片側の門脚は岩盤を利用しています。

くぐってみたところ。

入場料は、大人一人3ユーロとお安い
かなりの人が、山歩きもかねて来てるのかしら、家族連れも多くて、人気スポットでした。入場して、北側の端から、なかなか良い眺めです
お城の中に入ると、建物の模型などが展示され、あとは狭い螺旋階段などをグルグル登って、ちょっとした迷路みたいで、なかなか面白い
シュタウファー王朝との関係が深いんだな、、、と。そういえば、駐車場のところにあるカフェの名前は、「バルバロッサ(Barbarossa)」だった。神聖ローマ帝国皇帝、シュタウファー王朝のフリードリヒⅠ世の通称ですね

歴史教室の先生が、イギリスの「リチャード獅子親王」が人質としてここに幽閉されていたことがあります、と仰ってました、彼に関する記述の表示も。。。読解するだけの根気も熱意もありませんでしたが
こういうとき、ドイツ語しっかりやっとくと、面白さ倍増なんだけど、、、

歴史に関するフィルム上映などやってる部屋もありましたが、いかんせん、ドイツ語・・・
チラ見して、通り過ぎました
こういうとき・・・
(笑)
何枚か、シュタウファー王朝の皇帝が描かれた表示があったのだけど。これに描かれているものを、家に帰って、以前歴史教室の課外授業「皇帝の間」で、各皇帝の絵に描かれている内容を先生が説明してくださったのですが、その内容と照らし合わせてみちゃいました
まずはバルバロッサ、フリードリヒⅠ世。胸に十字架、その後ろに十字架の描かれた盾。

それから、ハインリヒⅥ世、被っている王冠の他に、彼の左側にもう一つ、王冠が。
皇帝の間に飾られている二人の皇帝の肖像がこちら。ノートを見返してみると
フリードリヒⅠ世は、胸に十字架が描かれており、これは彼が十字軍遠征をした皇帝の印だと説明を受けてました
そして、右側のハインリヒⅥ世は、被った王冠の他に、左手にもう一つの王冠を持っています。これは、彼が、神聖ローマ帝国皇帝だったのと同時に、シチリア王でもあったから、と説明されてました。あと、剣と笏を持っている姿も共通ですね
きっとこれも何か意味があるんだろうと思います。
そして、こちらがフリードリヒⅡ世。タカが足元に描かれています。
皇帝の間の肖像でも、タカを手にとまらせています。メモによりますと
鷹狩りに使うタカなのですが、彼はタカの生態学についての本を書いており、中世の時代に、「ありのままを観察する」という、自然科学の種を蒔いた人と言われている、という説明を受けていました

このように、授業で触れられた場所にやってきて、課外授業で習った内容と結びつけて復習まで出来ちゃって、楽しいなぁ
(かなり自己満足の世界ですけど、いいんです
)
そして、これを見たいと目指してやってきた、宝物のレプリカたち。全般的に、本物よりも、キラキラしすぎっていうか、、、
なんかピカピカ度が高すぎて、かえって嘘くさいと思ってしまった
宝剣
宝玉
笏
宝冠
城内の様子も少し。窓から見える景色、高い~
城内のチャペル部分と思われます
屋上になってるところに出たら、南側、先端の岩盤部分が尖って突き出してるのがみえます。つまり、細長い岩盤の上に、細長くこのお城は作られてるんだねぇ、、、左下に駐車場が見えますね

南側の岩盤の先端部分に降りてみました。振り返ってみる、お城。
先端部分には、下からロッククライミングで上がってきている人たちをサポートしている、お仲間の方が。ザイルを引っ張ってます。ここに立って、下を覗き込んでるけど、怖くないのかしら~
気持ち良い緑の中を歩き、とっても楽しくお城見物ができました
昼からのちょっとしたお出かけ、かなり良かったです、オススメ
いい季節だったなぁ
けっこう人気スポットなのだと思います、行ったとき、かなり駐車場は賑わってて、カフェでも沢山の人が座ってましたもん。この駐車場まで来ると、1.5ユーロ払う必要がありますが、このカフェで1.5ユーロの金券として使えるみたいです(私たちは、お茶しなかったけど・・・)。もっと手前で、車止めて山道を歩いてきてる人もいっぱいいました。2キロくらいなら、山歩きも楽しい、って感じなのかも
ほんと、気持ちいい季節だなって、思える日でしたから、共感できる気がします

帰りに、お城が建っている丘を降りてきて、まだ山道なんだけどちょっとした公園みたいなスペースから撮った「Reicsburg Treifels」
うーん、攻め落としにくそうな城だ
お天気で嬉しい
、楽しい午後を過ごせました
とっても良いお天気で、4月に入ってなぜだか寒くなっていたフランクフルトも、ぐっと温かくなりました
(・・・っていうか、いきなり26度とかになってるので、びっくりです)
週の中頃から、天気予報を見て、「せっかくの良いお天気、どこかへお出かけしたいわ
」 と思っていた私。だんな様は、前日、飲みで遅かったこともあり、起きてきたのは11時45分と、昼食の時間でしたが、、、、、「1時間ちょっとぐらいの場所へ行ってみようよ」と誘ってお出かけしました
向かった先は、150kmほど南にある、『Reichsburg Trifels(トライフェル城)』です
ここは、以前、歴史教室の内容について触れた記事(←リンク)で書いた、『神聖ローマ帝国皇帝の象徴の宝物』に関わる場所
として習った3箇所のうち、1箇所
既に訪れた1箇所目、オーストリアのウィーンで見た(←リンク)宝物(王宮博物館蔵)が、プラハのカールシュタイン城に移されるまで置いてあった場所、ということでそのレプリカがあるはずです
一度行きたいと思っていたので、この好天のお出かけにピッタリ
とウキウキと出かけました
約1時間半のドライブで、到着

岩山の上に建っているので、近くまで山道を登ってくるのですが、最後は少し駐車場から歩いて上がります
さあ、あの岩盤の上に建つお城を目指してGo

急坂なので道はつづら折りになって続いています。左側に下段の道が見えますけど、これを上がってきて、ヘアピンカーブを曲がって上段の道を次のカーブまで、とせっせと登りますよ
でも、緑がとっても気持ちが良い
薄着でちょうど良くて、いい季節にきたな~、ってしみじみ満足
最初の写真の、切り立った岩盤部分の下側まできました
ロッククライミングに取り組んでいる人たちがいました

岩をぐるっと回って、さあ、近づいてきましたよ~

最初にくぐる門も、片側の門脚は岩盤を利用しています。

くぐってみたところ。

入場料は、大人一人3ユーロとお安い
かなりの人が、山歩きもかねて来てるのかしら、家族連れも多くて、人気スポットでした。入場して、北側の端から、なかなか良い眺めです
お城の中に入ると、建物の模型などが展示され、あとは狭い螺旋階段などをグルグル登って、ちょっとした迷路みたいで、なかなか面白い

シュタウファー王朝との関係が深いんだな、、、と。そういえば、駐車場のところにあるカフェの名前は、「バルバロッサ(Barbarossa)」だった。神聖ローマ帝国皇帝、シュタウファー王朝のフリードリヒⅠ世の通称ですね


歴史教室の先生が、イギリスの「リチャード獅子親王」が人質としてここに幽閉されていたことがあります、と仰ってました、彼に関する記述の表示も。。。読解するだけの根気も熱意もありませんでしたが
こういうとき、ドイツ語しっかりやっとくと、面白さ倍増なんだけど、、、

歴史に関するフィルム上映などやってる部屋もありましたが、いかんせん、ドイツ語・・・
チラ見して、通り過ぎました
こういうとき・・・
(笑)何枚か、シュタウファー王朝の皇帝が描かれた表示があったのだけど。これに描かれているものを、家に帰って、以前歴史教室の課外授業「皇帝の間」で、各皇帝の絵に描かれている内容を先生が説明してくださったのですが、その内容と照らし合わせてみちゃいました
まずはバルバロッサ、フリードリヒⅠ世。胸に十字架、その後ろに十字架の描かれた盾。

それから、ハインリヒⅥ世、被っている王冠の他に、彼の左側にもう一つ、王冠が。
皇帝の間に飾られている二人の皇帝の肖像がこちら。ノートを見返してみると
フリードリヒⅠ世は、胸に十字架が描かれており、これは彼が十字軍遠征をした皇帝の印だと説明を受けてました
そして、右側のハインリヒⅥ世は、被った王冠の他に、左手にもう一つの王冠を持っています。これは、彼が、神聖ローマ帝国皇帝だったのと同時に、シチリア王でもあったから、と説明されてました。あと、剣と笏を持っている姿も共通ですね
きっとこれも何か意味があるんだろうと思います。
そして、こちらがフリードリヒⅡ世。タカが足元に描かれています。
皇帝の間の肖像でも、タカを手にとまらせています。メモによりますと
鷹狩りに使うタカなのですが、彼はタカの生態学についての本を書いており、中世の時代に、「ありのままを観察する」という、自然科学の種を蒔いた人と言われている、という説明を受けていました

このように、授業で触れられた場所にやってきて、課外授業で習った内容と結びつけて復習まで出来ちゃって、楽しいなぁ
(かなり自己満足の世界ですけど、いいんです
)そして、これを見たいと目指してやってきた、宝物のレプリカたち。全般的に、本物よりも、キラキラしすぎっていうか、、、
なんかピカピカ度が高すぎて、かえって嘘くさいと思ってしまった
宝剣
宝玉
笏
宝冠
城内の様子も少し。窓から見える景色、高い~
城内のチャペル部分と思われます
屋上になってるところに出たら、南側、先端の岩盤部分が尖って突き出してるのがみえます。つまり、細長い岩盤の上に、細長くこのお城は作られてるんだねぇ、、、左下に駐車場が見えますね


南側の岩盤の先端部分に降りてみました。振り返ってみる、お城。
先端部分には、下からロッククライミングで上がってきている人たちをサポートしている、お仲間の方が。ザイルを引っ張ってます。ここに立って、下を覗き込んでるけど、怖くないのかしら~
気持ち良い緑の中を歩き、とっても楽しくお城見物ができました
昼からのちょっとしたお出かけ、かなり良かったです、オススメ
いい季節だったなぁ
けっこう人気スポットなのだと思います、行ったとき、かなり駐車場は賑わってて、カフェでも沢山の人が座ってましたもん。この駐車場まで来ると、1.5ユーロ払う必要がありますが、このカフェで1.5ユーロの金券として使えるみたいです(私たちは、お茶しなかったけど・・・)。もっと手前で、車止めて山道を歩いてきてる人もいっぱいいました。2キロくらいなら、山歩きも楽しい、って感じなのかも
ほんと、気持ちいい季節だなって、思える日でしたから、共感できる気がします

帰りに、お城が建っている丘を降りてきて、まだ山道なんだけどちょっとした公園みたいなスペースから撮った「Reicsburg Treifels」
うーん、攻め落としにくそうな城だ
お天気で嬉しい
、楽しい午後を過ごせました