11月19日の土曜日
今日は、フランクフルトから東へ約200kmのところにある世界文化遺産の街、バンベルクへ行ってきました
第二次世界大戦の戦禍を逃れたため、中世の街並み、入り組んだ石畳の路地や各所に点在した教会、木組みの家がそのまま残っているのです
聖Marin教会前の石畳の広場では、マルクトが開かれていました。クリスマスマルクトは24日からのようですが、クリスマス飾りなどのお店や、グリューワインの屋台もたくさん出ていて、雰囲気があります。

バンベルクの旧市庁舎は、レグニッツ川にかかるアーチ型の石橋と一体化して建っており、川を渡る時には市庁舎の塔の下をくぐる構造になっているのが特徴的

橋の途中に旧市庁舎の建物があるのが、わかりますか

橋の途中から見た、レグニッツ川沿いに残る、漁師たちが住んでいた家々が並ぶ小ヴェネツィア地区

塔の下をくぐっていきます

わたり終えた反対側からの写真です


レグニッツ川の対岸から眺める、小ヴェネツィア地区
石畳の路地の間に残る小さな教会、聖Elisabeth教会

城壁の間の路地を登っていって、聖Michael教会に

続いてはDom広場を目指しますが、途中にあった聖Jacob教会

Dom広場に隣接するOld Court


Old Courtを抜けて、Dom広場へ。この広場、かなり広いです。
広場に建つ新宮殿
Domです


バンベルクは、神聖ローマ帝国のザクセン王朝最後の皇帝ハインリッヒ2世の皇后クニグンデの街であった、と歴史教室で習いました
夫婦で聖人となった皇帝はこの二人だけだそうで、この二人のお墓はこのDomの中に設置されていて、リーメンシュナイダー作です。蓋の部分には二人の石像が、周りにはクニグンデに関するエピソードが彫られています。
Dom内にある、「バンベルクの騎士像」は、作者不ですがヨーロッパ中世彫刻の代表作とも言われてるそうですよ。

主祭壇や、司教座がある内部の様子
見どころも沢山、とても綺麗な街でした。また、温かい季節にも、訪れてみたいね、と二人で話したのでした。誰かがドイツにこられたら、連れていってあげたいなぁとと思います
