10月1日~3日は土日と、月曜日がドイツ統一の日で3連休ひらめき電球 ところがところが。うちのだんな様、9月25日(日)~30日(金)まで出張で6連続勤務、翌日の10月1日(土)だけ休んでまた日曜日から出張で10月7日(金)まで帰ってこない日程だって言うじゃありませんか・・・ガーンさらに、年末に向けては忙しくて、秋はどこにも旅行は出かけられないとのことしょぼん6月以来、秋に唯一ある10月の連休なのになぁ。。。と寂しく感じた私・・・先月の半ばに語学学校のお友達Mちゃんとお茶をしているときに、彼女のだんな様も忙しくて休めそうにない、という話題になり、一緒に旅行に行きましょう、という約束を取り付けたのでしたアップ


行き先は、タイトルにもありますがWien音譜歴史地区は世界遺産に登録されていますビックリマーク1泊2日で楽しめそうで、だんな様と行く計画の優先順位がそこまで高くないけれど、私としては一度は訪れておきたいと思っていたところ。さっそく、飛行機とホテルを押さえて、どこに行きたいかを二人で相談しつつ、出発日を楽しみに待っていたのでしたべーっだ!朝、7時30分発の便で一路ウィーンへ飛行機9時20分には到着し、そこからSバーン(近郊列車)に乗ってまずは宿泊予定のホテルへ荷物をあずけに向かいました。ホテルは、映画『第三の男』に登場した大観覧車のあるプラーターの近く。写真はSバーン駅から見える大観覧車。ひとつのワゴンに12人も乗れる珍しいものです得意げ
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さて、荷物をあずけて、さっそく午前中のうちから観光開始、ですにひひまずはウィーン旧市街のリンク内を見て回ることに。Uバーンに乗って移動し、パリ、ミラノと並ぶ世界三大オペラ劇場のひとつである、オペラ座からスタート。

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歩行者天国のケルントナー通りを抜けて、まず目指したのは、ウィーンのシンボル、シュテファン教会。1147年にロマネスク様式で建てられ、14世紀以降にゴシック様式に改築されたとのこと。周りをぐるっと1周しましたが、いろんな方向から見どころあり、という感じ。建物の姿だけでなく、フレスコ画や彫刻が外壁のあちこちにあるのを見ながら歩きます。

正面は、確かにロマネスク様式の雰囲気も残っている気がします。
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尖塔ははっきりとゴシックの特徴を示していますね。そして、この教会、屋根に瓦で描いた紋章やモザイク模様が、とても綺麗なんです。
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ちょうど、ミサをやっていて、内部は入口付近までしか入れませんでした。


続いてバロック様式のペーター教会へ。残念なことに、入口周辺が補修中なのか、足場が組んでありましてショック!
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でも内部がとても素敵でした!!ちょうど、結婚式が始まる少し前だったので、音楽が流れていて雰囲気もすごくよくて、別世界のようでした。『教会は神の国、天国の姿を示す役割を持つ』と歴史教室の遠足で習った言葉を思い出しちゃいました。本当に、違う空気が流れているかのようラブラブ

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ロットマイヤー作の天蓋のフレスコ画『聖母マリアの被昇天』は本当に見事ビックリマーク

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さてさて、ペーター教会のそばに、Mちゃんが是非行きたいと言っていた、オーストリアの有名なウェハース菓子、『Manner』があるはず、、、と思って地図をみたらば、なんとシュテファン教会のすぐ横だったあせるということで、もう一度シュテファン教会へと戻り、お店へ発見。
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Mannerのウェハースのパッケージはピンクで、店内もピンクが基調。空港にもお店ありましたが、やはり看板、店内の壁など全てピンクでした。沢山の種類のウェハースの他にも、ロゴ入りピンクの雑貨などが置いてあります。
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そろそろお腹も空きました汗ウィーンといえば、やっぱりカフェ・コンディトライ、目指すはコーヒーとケーキですラブラブまずは、皇室御用達店のひとつ、『Heiner』へラブラブ!
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ショーウィンドウの飾りもとっても可愛くて、素敵でした。マジパンで作ったオーストリアと、いろいろな果物たちぶどうリンゴバナナいちご
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ウィーンっ子に一番人気のコーヒー、「メランジェ(コーヒーと泡立てたミルクが半々)」と共にケーキをラブラブ!どれもとても美味しそうで綺麗なケーキが沢山並んでて、迷いましたが、私は大好きな栗のケーキをいただきましたドキドキ甘さ控えめ、栗のペーストとチョコスポンジ、生クリームの織りなすハーモニーは絶品でした合格
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Mちゃんはメランジェと、チョコのムースとスポンジが層になったケーキをニコニコこれも一口味見させてもらいましたが、これも程よい甘さでとろける美味しさでしたドキドキ
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甘いものの威力はすごいですアップ昼食はケーキだねケーキなんてことも、女子旅ならではじゃないですかぁニコニコ元気いっぱいになった私たち、引き続いて、次なる観光目的地、王宮(ホーフブルク)へと向かいました。

オーストリア皇帝、さらには神聖ローマ帝国皇帝を何人も出してきたハプスブルク家が600年以上に渡り住居としてきた王宮を、まずはミヒャエル広場から眺めたところ。そうそう、ウィーンの街中は、至るところに観光用の馬車がとっても沢山、お客さんを乗せて闊歩しているのです馬

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入口を入ると、ドームの丸天井を見上げちゃいます

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左手には、スペイン乗馬学校の入口が。今回、見学はしませんでしたが、古典馬術の最高峰、白馬がワルツに乗ってステップをふむ公演があるのです。
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そして右側には、皇帝の部屋とシシィ博物館への入口が。
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翌日に行く予定のシェーンブルン宮殿とともに、ここの銀器コレクション・皇帝の間・シシィ博物館を見学できるシシィチケットを購入ひらめき電球さあ、みるぞ~。
まずはオーディオガイド(無料、日本語あり)を借りて、順路にしたがって銀器コレクションへ。所々とばしつつもオーディイオガイドを聴きながらの見学です。銀器に熱金メッキの手法「フェルメイユ」にて作られた食器セット「グラン・フェルメイユ」の一部です。
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銀器コレクションの中で最も大規模なアンサンブルである「ミラノのセンターピース」の一部。反対側にも続いて、全長は30m程になると説明が。センターピースは、宮廷の食事で重要な役割を果たしたんですね、沢山の種類が展示されていました。
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本当に沢山の銀器、磁器、などを見ました。豪華でしたにひひシシィ博物館と、皇帝の部屋に続く、宮殿内の階段部分ですが、とても綺麗です。

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シシィ博物館と、皇帝の部屋は撮影禁止だったので、詳細はガイドブックやネット検索で見ていただけるので内容は省略しますが。美貌のシシィは、暗殺後に伝説となったわけですが、彼女を愛し続けたフランツ・ヨーゼフ皇帝は、ものすごく責任感が強く仕事が忙しく、でもあまり奥様にも大事にされていなかったかわいそうな人なのでは、、、と同情してしまいましたあせる


王宮見学を一旦終了、さてさて疲れましたね、ということで、「カフェで休憩しようかドキドキ」ということに。王宮のすぐ近くにある、有名なザッハートルテ戦争の当事者の一つ、『デーメル』へ。

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ショーケースには美味しそうなケーキが並んでいます

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しかし、やはりザッハートルテ食べ比べをしたいビックリマークって気持ちがあったので、他のケーキも魅力的でしたが、ザッハートルテを食べることに。ただ、大きなのは無理かも、ってことで、ミニサイズのものを『シュバルツ(ブラックコーヒー)』と共に頼みました音譜
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かなり、コーティングチョコとスポンジの間のジャムが甘くて汗ホールをカットした形状でなく全周がコーティングされたタイプになってしまっただけに、体積に比してジャムの比率が高いのか、甘い甘いショック!二人で、普通のをシェアしてみた方がよかったかもね、という感想にあせる

店内のお土産用のコーナー、とっても充実していて、パッケージが可愛かったラブラブ
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さて、甘いもので再び力を取り戻した私たち、続いては「王宮宝物館」へ宝石赤そう、先日の歴史教室ブログで書いた、神聖ローマ皇帝の戴冠式に使われていた、皇帝の象徴の宝物『宝珠・笏杖・宝冠』の本物が展示されているのです王冠2ここ、さすがに「王宮の宝物」なだけあって、とても豪華で素晴らしいお宝の数々を観ることができました。本当に、「絢爛豪華宝石紫宝石白宝石緑宝石赤宝石ブルー」という言葉がピッタリでしたよ、、、

一番のお目当て、オットー大帝の時代(962年頃)に作られた神聖ローマ帝国皇帝の帝冠王冠2

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宝珠や笏杖、帝剣

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戴冠式の時の姿でしょうかね、帝冠を被り、宝珠と帝剣をもった姿が描かれた絵がありました

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神聖ローマ帝国崩壊後、オーストリア皇帝の戴冠式に使われていたルドルフⅡ世の宝冠(1602年作)や宝珠、笏杖王冠1
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他にも416カラットのルビー「ラ・ベッラ」や、2680カラットのエメラルドで出来た軟膏壺、金羊毛騎士団の財宝である52枚の黄金のワッペンからできた首飾りなど、、、価値なんて、はかり知れないお宝で、目の保養をさせてもらっちゃいました目

さて、宝物館を出まして、入ってきたミヒャエル門と反対側に抜けてヘルデン広場へ。カール大帝騎馬像(上)とオイゲン公騎馬像(下)が向かいあって立っています。
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ヘルデン広場から、市庁舎が見えました
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さてさて、お次は、世界一美しい王宮図書館(現在は国立図書館)のブルンクザール(豪華大広間)を見たい目と思って、足早に…18時に閉館なので、17時半までが入場時間だ、急げ急げあせる図書館入口に到着した時点で17時過ぎ。
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ここで、残念なできごとがガーン切符売り場の窓口で、前の人が買うのを待っていたら、見知らぬおばさまが、「あの~、日本人の方ですよね。私、一人で来てて、持っているガイドブックもあまり詳しく載ってないし、よくわからないんですけど、どこをまわられましたはてなマーク」と話しかけてこられて。さらに、行った場所を言うと、「自分の地図じゃよくわからなくて」、とか、そこの内部の詳細な入口の場所まで、細かく聞いてこられて、、、なんだかどこに行きたいかの要領も得ないし、「いいですね、地球の歩き方を持ってらして・・・」とか、もう、何が聞きたいのかさっぱりあせるどこ行くかも明確に決めてない初対面の人に、どこにどうやって行くのがいいかを、いきなり相談されても、困る・・・汗で、最初は、王宮宝物館や、王宮礼拝堂の入口を説明してたんだけど、地図上でここから入ります、と指し示しても、理解する気があるのかないのかはてなマーク自分の地図だとよくわからない、と言うばかり、はっきり言って「一緒に行きましょうかはてなマーク」と直接案内でもしなくちゃ、理解する気があるのかないのか、という状態で、ちょこっとイライラむかっしてしまいました、心の狭い私、、、ダウンでも、ほんとに入場締切時間が迫ってくるし(17時20分が近づいてきた)、ヤバイと思ったので、「とりあえず、私たち、これからここにはいろうと思ってるんですビックリマーク」って意思表示したら、「あ、じゃ、私も・・・」って。ところがガーン窓口のお姉さん、お金を数えてて、相手にしてくれない・・・そして、「もう今日は時間だから入れないシラー」と断られました…ショック!ついたときは、前にいた人がチケット買って入ってたから、あのおばさまに捕まらなければ・・・見れたのに・・・しょぼんかなりショックな出来事でした、、、ダウン困ったときはお互い様、とか、そういう気持ちはもちろんありますひらめき電球でも、一人旅する気なら、もっと下調べしてから来るべきじゃないか、と思うんだけど・・・少なくとも、いつ、どこで何をみたいか、決めて来ないで、その場で誰かを捕まえて、あわよくば「一緒にまわりましょうか?」と言ってもらえるのを期待するのは、、、(このおばさまが、それを期待してたかどうか明確ではないけど、私たちは行かないと言ってるのに、何度もナイトミュージアムのことをしつこく聞いてきて、一緒に行きましょうか、と言って欲しいのかな~と思ってしまいました…無理です)。


ちょっと愚痴っぽい内容が長かった・・・あせる気を取り直して、次なる目的地へ向かいます!!まずはUバーンに乗ろうと、オペラ座の方へ歩いていくと、アルベルティーナの横を通るのですが。アルベルティーナで開かれている特別展の看板があって、その奥の階段にも同じく、モネの睡蓮が描かれていましたアップ綺麗だねぇドキドキ
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Uバーンとトラムを乗り継いで、どこに向かったかと申しますと。ウィーンの画家でもあり建築家でもある「フンダートヴァッサー」の設計した建物を見て回りました音譜彼の作品、実はフランクフルト市内、歴史教室の先生のお宅のすぐ裏に、あるんですよビックリマーク幼稚園なんですけど、『玉ねぎ幼稚園』って日本人の間では呼ばれています。日本でも、大阪市環境局舞洲工場などが彼の作品。この写真、Wikipediaからひっぱってきたんですけど、これから想像してもらって、幼稚園が玉ねぎなのも、分かってもらえるのでは、、、(笑)

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さてさて、拝借した写真は綺麗ですねぇ、、、ここからは、自前です。まずは、彼が建てた美術館、「クンストハウス・ウィーン」を見て。目立って奇抜な模様と色彩、曲線と植物の組み合わせが面白くて、見飽きない。
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近くにある、市営住宅「フンダートヴァッサーハウス」。色彩鮮やか、やはり植物が建物と融和し、曲線が基調になっていて、ほんとみてて楽しい音譜
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さらに、もう一度、トラムとUバーンを乗り継ぎまして。ゴミ焼却場へビックリマーク
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暗くなってて、ちょっと残念でしたが、それでも奇抜な形、窓の不規則な並び、壁の曲線基調の模様の可愛らしさや色彩の多様さ、など、見に来てよかった合格と思いましたアップ


さて、長く盛りだくさんな一日も、いよいよ大詰め。旅行の楽しみ、夕食ですナイフとフォークウィーン料理のお店としてターフェルシュピッツで有名な『Plachutta』を予約しておきました音譜ターフェルシュピッツは、牛肉をブイヨンで煮込んだお料理で、西洋わさびとりんごのソースを添えていただきます。付け合わせのほうれん草が美味しいと聞いていたので、それもサイドディッシュで注文しました。お肉は、色んな部位が選べますが、私はタンを頼んだのですが、品切れで断念、ショルダーに変更しましたあせる

お鍋に入ったお肉が運ばれてきて、付け合わせのほうれん草や、ポテト炒めなども。すごい量です!!下は温めたステンレス台が置かれているので、お鍋の中味は冷めないようになってるんですニコニコ
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まずは、スープだけ注いでもらって、味わいます。これが美味しいのだ~ラブラブ
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スープを飲んだ頃、お皿にお肉をとりわけに来てくれて、ソースやポテト、ほうれん草なども一緒に盛ってくれました。これ、お肉はまだ一枚で、もう一枚は鍋にまだスープに使った状態で残ってるんですあせる
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他に、バスケットに盛ったパンとかもありましたけど、、、とにかく、すごく美味しいのですけど、いかんせん、量が多くて、この大食漢の私をもってしても、食べることができず、、、Mちゃんと、二人でシェアで十分だったね、と話し合いました。かなり大食いの男性でも、一人前を食べきることは、難しいのではと思います。パンやポテトも沢山あるし、今後行かれる方は、二人でシェアを強くオススメいたします!!あーあ、それにしても、残してきちゃってもったいなかった、、、スープも、出来ることならもって帰って、雑炊とか作りたかったなぁ、、、(笑)


とにかく、美味しく食べて、お腹いっぱい、大満足の一日の締めくくりでしたクラッカー