夏です、ヨーロッパの人々は、バケーションを取って旅行に出かける季節です
せっかくこっちにいるのですから、私たちも夏の旅行に行きましょう
ということで、だんな様がオススメのスイス(彼は去年の夏に、単身ズと称した帯同家族がまだ来ていない4人で旅行してるんです)に8月3日~7日の4泊5日で行ってまいりました
そう、ドライブ旅行です
さあ、どんなに楽しい旅になるでしょうか![]()
まずは最初の滞在予定地、グリンデルワルトへ向かって、朝の9時ごろに出発
車に乗って、南へと移動していきます。道中、スイスに入る直前のSAで準備してきたおにぎり
と、小さなポットに詰めたお茶で、ランチ休憩
そのあと、国境を越えまして、スイスです~。ワクワク。
さあ、書いてるとあっという間ですね(笑)、グリンデルワルトに到着
前もって、アイガービューのお部屋を予約したホテルへチェックイン、しようと思ったら・・・ホテル側の手違いで、部屋が取れてないって
一瞬、『えっ
』って思いましたが、ちゃんと代わりのホテルをとっておいてくれていました、ホッ。でも、アイガービューがどうなってるんだろう、って心配したんですけど・・・大丈夫、ちゃんとアイガービューが確保されていました
おまけに、角の一番広い部屋だったし、よかったです![]()
お部屋のテラスから眺めるアイガー
さて、早速動き出さなくては
と張り切っている私。だって、既に、午後15時になってしまっています。とりあえず、一番近い展望台、フィルストに行って、そこから往復2時間弱のバッハルプゼーへのハイキングをするぞっ
と意気込んで、まずは交通機関の時刻表をゲットし、スイスフランへの換金をしてから、駅に行きました。今回、沢山の登山鉄道やケーブルカーなどに乗ることを計画していたため、どんなパス類を買えばお得か、色々と検討して。基本移動は車なため、リージョナルパスやユングフラウ鉄道パス、ツェルマットのピークパスなどを使うよりも、1ヶ月の半額カード(Harf Fare Travel Card)を購入する方がいい、と判断
この半額カード、その名の通り、スイス国鉄、ほとんどの私鉄や登山鉄道やケーブルカーその他、フェリーなどの乗り物が半額になるんです。とにかく高い登山関係の交通費、このカードで一人につき110スイスフランが必要ですが、あっという間にもとが取れてしまいます。
駅の窓口で無事に半額カードを買い、フィルストまでの往復切符も購入し、早速ゴンドラリフト乗り場へ
6人乗りのゴンドラリフトが続々とやってきます。二人でひとつに乗り込み、グングンと上へ。おお、いい眺め、とテンションが上がります![]()
25分くらいのゴンドラの旅、上がったところでは、ちょっと天気が崩れてきていて、辺りは真っ白なガスの中
えええ~そりゃないよ
と思いましたが、せっかく登ったのだし、そこから標高2265mの山上湖、バッハアルプゼーを目指してハイキングです
牛が沢山いる放牧地を通って歩いてきます。そこいら中にカウベルの音が鳴り響き、それがとても耳に心地よくて、楽しくなりました。カウベルって、ほんと、カウベルなんですね、、、変な感想ですけど(笑)牛が歩いたり草をはんだりして動いて鳴らしているんですよね
鳴き声もたまに混じる中、今回のスイスの旅、山でちょっとハイキングをするたび、カウベルの音色に楽しませてもらいました![]()
次第にガスも晴れてきて、視界もよくなってきて、ホッとしました
歩いている道すがらも、アルプスの山々と、氷河が見えます。雲間から陽が射して輝く氷河は、青く光るんですね
この写真だと、そのことが十分に伝えられなくて残念ですが、、、![]()
バッフアルプゼーから眺める絶景
湖に映るのはグリンデルワルトの村からは見えない端正なピラミッド型をしたシュレックホルン(左)と、フィルストからも見えず、ここまで歩いた人のみが見えるベルナー・アルプス最高峰のフィンスターアールホルン(右)
(のはずなんだけどだと・・・
雲のせいでピークは見えてないかも)
だんな様は、高所のためかとてもしんどかったそうですが
でも、楽しくハイキングできました
村におりてから、レストラン「Rendez Vous」でお食事を![]()
ビュンドナー・フライシュ。牛肉の塊を自然乾燥させ、薄切りにしたもの。



